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 矢月秀作 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

D1 D1 海上掃討作戦 もぐら もぐら 讐
もぐら 乱 リンクス もぐら 醒 もぐら 闘
もぐら 戒 もぐら 凱 (上・下) ACT リンクス U
狂犬 カミカゼ リンクス V スティングス
リターン サイドキック ACT2 告発者 AIO民間刑務所
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D1 警視庁暗殺部




2014/7/16 読了






祥伝社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
法で裁けぬ悪人抹殺を目的に警視庁が極秘に設立した“暗殺部”。射撃の名手・周藤一希、刃物遣いの天才・神馬悠大ら精鋭を擁する。東京・吉祥寺の放火事件で遺体からエボラウイルスが検出された。防犯カメラに映っていたのは白ずくめの集団だった。さらに現場では女性の誘拐が判明―やがて暗殺部が仕掛けた罠に獲物が掛かった時、恐るべき真の黒幕が浮上した!驚愕の第一弾。




お初の作家さんです。
古本屋で、珍しく帯付きで、「爆発的に売れてる」とか言ってるし、
しかも100円だったので
お試しで買ってみたんですが・・・

面白かった!!
いろいろと癖のあるメンツが6人そろってますが・・・
警視庁が作った、悪を退治する部署「暗殺部」のお話なんです。
ただの「仕置人」ではなく、
ある案件が上層部から降りてきたら、
それぞれの力を生かして、完ぺきに捜査するんです。
本当に裁くべき相手か・・・ってね。
だけど、かなり危険なんですよ。
そりゃさ、退治されなくちゃいかんくらい悪いヤツですもん、
かなりの力を持ってるわけですよ。
ハラハラドキドキです・・・

メンバーは、しっかり者のリーダーから始まり、
ヤンチャもの、しっかりもの、セクシーもの、引きこもり系などなど・・
いろいろと取り揃えております。(笑)

今回はシリーズものの第一弾ってことで、
面々の過去もちょいちょい明かしつつ、ある「案件」を調べ、
最終的に、見事に「天誅」をくだしてやりました。

次なる作品もすでに出ているようなので、
早速読んでみたいと思います!
ハードボイルドではありますが、とても読みやすく、
エンターテインメント性の高い作品だと思います。
映像化もアリ・・・かな?




 
   
D1 海上掃討作戦
警視庁暗殺部




2014/7/23 読了






祥伝社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
遠州灘沖に漂う男を、D1メンバーの栗島と伏木が偶然救助した。一命は取り留めたが、男の意識は戻らない。だが、栗島は何故か男の看病を決意する。一方、浜松市に程近い長閑な漁村を地獄の業火が襲った。船は爆ぜ、港は焼け野原に。直後、見慣れぬ集団が村に潜入―漂流者の正体は。村はなぜ火の海に。やがて海の利権を巡る激しい攻防が発覚した時、更なる惨事が!書下ろし超弩級警察アクション小説、第2弾!




警視庁暗殺部の続編です。

前作でキャラは固定してるので、特に説明はなし・・・
冒頭から、事件に巻き込まれる一般人を描き、
その一般人を偶然救ったのがD1メンバーで、
その後担当する案件にも、その一般人が関わっていて・・・
という、わかりやすい流れでしたね。

とはいえ・・・前作に比べると、ちょっと面白味は半減・・かな?
メンバーがそれぞれに潜入するんだけど、
前作ほどハラハラしないっていうか・・・
最後の「仕置」も、前作に比べるとアッサリ・・・
ま、前作の「仕置」が特別だったんだろうけど、
エンターテインメント的に言うと、薄いなぁ・・って感じ?

ま、面白かったですよ、
今後も続編を読んでみたいですし。
もっともっと、どえりゃーピンチに陥る・・・とか、
ハラハラさせてもらいたいな・・・という願いはありますけどね。(笑)




 
   
もぐら




2014/8/4 読了






中公文庫

内容(「BOOK」データベースより)
かつて警視庁組織犯罪対策部に属していた影野竜司。彼はある事件で相棒と愛する妻、娘を失い表社会から姿を消した―。十年後、竜司は闇社会で“もぐら”と恐れられるようになる。警察には相談できぬ事件を請け負い、暴力を厭わず、超法規的に過激な手段で解決するトラブルシューターとして。悪を憎む孤独なヒーロー、ここに誕生。




矢月さんのシリーズもの第一作です。
ブックオフでほとんど手に入れましたぞ!
時間を見つけて読破しようと思います!

元警察官で、今はトラブルシューターという、
厄介事を引き受ける仕事をしている竜司。
その仕事っぷりから、
「もぐら」と呼ばれ恐れられる存在になってるんだけど・・

そこに至るまでがねぇ・・・
熱心な刑事だった竜司が、どうして今、そうなっちゃったか・・ってのが、
悲惨すぎて読んでらんない。(涙)
あんな風に同僚と家族を失ったら・・・
そりゃ、死にたくなるよ・・・・・。
だけど、死なずに罪を憎んで生きているわけですが・・

今回の事件、最初からなんかおかしくて・・・
違和感を感じつつ読み進めていたら・・

最後にとんでもない驚きが用意されてましたよ!!
いやぁ・・・・久々驚いた。
お前・・・・ってフルフル震えたぜ!!

でもさ、そいつが最後に言った言葉に竜司が惑わされてたよね。
私は、きっとソレはソイツの嘘だと思うの。
そう信じたいよ・・・。

で、物語の冒頭で数年、そしてまた十数年服役する竜司。
・・・服役長すぎだけど、今後のシリーズ、大丈夫か?って感じ。(汗)
まさかの、「服役中に仕事」ってことですかね?
気になるわ・・・。

爆発だの、ドンパチだの、かなりの大騒ぎになておりますが、
ま、エンターテインメント小説ってことで、
「ありえねー!」とは言わずに読んでみていただきたいですな。(笑)




 
   
もぐら 讐




2014/8/11 読了






中公文庫

内容(「BOOK」データベースより)
警部補の惨殺事件が発生。警視庁は特別捜査本部を設置し、組対の垣崎、楢山らが捜査に乗り出す。一方刑事局長の瀬田は、殺人罪で服役中の影野竜司に極秘の任務を依頼する。やがて動き出す謎の教団アレース―新宿、そして竜司がいる刑務所を爆破し、警視総監に聖戦が布告される…。超法規的、過激な男たちが暴れ回るシリーズ第二弾。




前作の殺人事件で、竜司は15年の服役になったんだけど・・・
ある殺人事件からみで、刑務所内を調べてほしいと依頼があって、
竜司は警察側の人間として、動き始める・・・っていう話。

いろんな面ですごい展開で、
そんなにうまく事が進んじゃうの??
怖いよぉ・・・って感じ。
刑務所内での壮絶な殺害の始まりは、
もう、うぎゃーっ!!って感じで・・・
何人死んだんですか?って話ですよ・・

その真犯人の思惑は・・
タイトル通りの「復讐」でして・・・
確かに、恨まれて当然のヤツではありましたが・・・
罪のない人たちをたくさん巻き込んで・・・
そんなの、いいわけないじゃん!!
ひどすぎるよ・・・。(涙)

結果、なんと竜司の服役は・・・・チャラ!!
警察捜査に協力した恩賞・・ってことか?
いいのか、それで・・・
まだ十数年残ってるんですけど・・・?(汗)
ま、その見返りに今後は事件捜査に協力しなくちゃいけんらしいが・・
どういう立場で参加していくんだろうね?
無茶苦茶やな・・・(笑)

だけど、相変わらずのテンポの良さで、
あっという間に引き込まれ、読み終わっちゃいます。
また時間を見つけて続きを読もうっと!




 
   
もぐら 乱




2014/8/19 読了






中公文庫

内容(「BOOK」データベースより)
首都圏各地で喉を切り裂き頭骨を砕く残虐な殺人事件が相次いで発生。警視庁は組織犯罪対策部犯罪追跡特務班、通称“モール”を新設し、超法規的に出獄した影野竜司が捜査に協力することとなった。敵は中国の美しき暗殺団・三美神。強靱な肉体と美貌を持ち、重火器による攻撃を仕掛ける冷酷な敵と、不死身の男が激突する!シリーズ第三弾。




「もぐら」シリーズ第三弾。
特赦でシャバに出てきてる竜司さん。
トラブル解決業で生きつつ、要請があれば警察のお手伝い・・・
で、また呼ばれたわけですが・・・

この上司の瀬田さんってのが、
信用できるのか、感じ悪いのか・・・・
だってさ、竜司のイタイとこついてくるわけじゃん?
使い物にならなくなりそうだと、
死んだ嫁の母親まで連れてきて発破かけたりさ・・・
竜司のことを思ってるのか、
上手く使いたいだけなのか、わかんないんだよねぇ・・・
最後の最後にこの人がラスボス・・とか、あり得る気が・・・(汗)

今回は外国人窃盗団相手のお話。
いやはや、今回もドンパチ、ドカンドカン、やりたい放題。(汗)
ここは日本か?と言いたくなる。
そして、相変わらずの竜司のダイハードっぷり。(笑)
コイツは死なないな・・・ってもう、わかってきちゃったので、
多少すごい相手でも、平常心を保って読めるようになってきた。(笑)

今回も大事な仲間を失ってしまった竜司。
あなたが事件に関わると、こうやって命を失う人が出てくるんだってば・・
もう、やめなよ・・・って言いたくなるよねぇ・・
そのうち、愛する人も・・・・ってことになるぞ?
まだまだ先は長いこのシリーズ。
次はどんなことになるのやら・・・です。




 
   
リンクス




2014/8/29 読了






中公文庫

内容(「BOOK」データベースより)
東京臨海中央署の日向太一は、地域課の巡査部長ながら、その驚異的な身体能力が認められ、ある特命を下される。ひょんなことから知り合った天才科学者・嶺藤亮の協力を得て、日向は巨大な陰謀が蠢くレインボーテレビへ潜入する!最強タッグが暴れ回る高速アクションシリーズ、遂に始動。書き下ろし。




矢月さんの新作、いきなり文庫化です。

「もぐら」シリーズが完結し、次なるシリーズ物・・・ということになりますが・・・

これ、読み終わったら、みんなビックリすると思う!
こんな「つづく!!」、初めてかも!!

終わってないしーっ!!
ここで切るとか、ありえないしーっ!!って、
夜中なのに叫びそうになった!!(笑)

帯に「三部作」とか、「次作は来年春」とか書いてあったけど、
まさか、こんな続き方するとは・・・
待てないっすよ、来春が!
いやぁ・・・
モヤモヤしすぎてしばらく寝付けなかった!(笑)

交番警官で、驚異的身体能力を持つ日向と、
知り合いの弟で理系研究者の嶺藤が事件に巻き込まれるんだけど・・
巻き込まれっぱなしで終わるんです!!
・・・死んだ・・・?
いや、主役だし!生きてるにきまってるし!
わかっちゃいるけど・・・
生きてたとしたら・・・不死身かも・・・(汗)

んでもって、このお話のもう一つの側面は・・・
「お前もかっ!!」ってとこ。
もう、次から次に「お前もそっちか!」という展開。
最後の最後で最大の「お前もか・・・」となっていって・・・

続きはどうなるんだろ・・・・?
早く読みたいなぁ・・・・




 
   
もぐら 醒




2014/9/3 読了






中公文庫

内容(「BOOK」データベースより)
強姦や殺人を繰り返し、その動画を公開して狂喜する者が集うネットゲーム“フレンジーフェロウズ”。影野竜司はゲーム主宰者を突き止めるべく動き出すが、高度な戦闘技術を持った元自衛官らが襲いかかる。ゲーム内で竜司に賞金が懸けられたのだ。姿なき主宰者の目的は、復讐か、快楽か、それとも…。常軌を逸した凶人の群れに竜司が挑む。




「もぐら」シリーズ 第4弾。
すっかりシャバでの生活に落ち着いちゃってる竜司。
・・・いいのかな・・・?(笑)

今作はネット犯罪。
ある男が、人を誘導してレイプだの暴行だの、殺人まで教唆してる・・って話。
自分の手は汚さずに、
人を操って・・・なんて、ズルいにもほどがある!!
「殺人教唆」の罪だけで野放しは、許せないな!
もっと罪を重くしてほしいです!!!

相変わらず、人がバッコバッコ死んでいくんですが・・・
今回は、竜司に関わる人間は比較的無事で・・・
この「比較的」ってのがキモで。(笑)
ピンピンしてるってわけじゃないんだなー!
とにかく、竜司は自分の身を自分で守れるけど、
まわりの人間はたまったもんじゃない!ってことです!!

紗由美さん・・・大丈夫かなぁ・・・?
竜司が竜司でいられるのは、紗由美さんがいるからなのに・・・
無事を祈りたいです・・・(涙)

それにしても、ネットによる犯罪ってのは、
取り締まりも捜査も難しそうですね!
日々進化してるから、追いかける方は大変みたい・・・
ほんと、怖いです・・・。




 
   
もぐら 闘




2014/9/11 読了






中公文庫

内容(「BOOK」データベースより)
新宿のビル街で大規模な爆破事件が発生。爆心部にいたのはiPS細胞の実用化に関わる研究員だった。警視庁は“モール”を中心に捜査を開始する。一方、重体の紗由美に付き添い、竜司が滞在する医療施設では小学生の患者が突然姿を消した―。これは人間の念願か狂気か!?神をも凌駕する再生医療ビジネスが生んだ悪魔が竜司たちを襲う。




「もぐら」シリーズ第5弾。
前作で竜司の恋人・紗由美さんが爆撃を受けちゃって、
今作でも未だ意識は戻らず・・・
地方のリハビリ病院でつきっきりの竜司・・・ってことで、
今作は、メインは警視庁のエリート垣崎くんです。

上に立つ者として成長を促すために垣崎に与えられた試練・・・かな?
刑事ってのは、人を疑う仕事だとよく言います。
だけど、垣崎は最後まで信じたかったんだ。
そして、そうすることで、一人の男をある意味救ったのよね。
なんかさ、甘っちょろくて、危なっかしくて・・・
まだまだ・・・って感じなんだけど、
今回のことできっと大きく成長してくれたんだろうと思うと、
あの人も喜んでいるでしょう・・・」

竜司は、遠くで見守るスタンスでしたが、
最後はやっぱり巻き込まれる・・・と。
特に、爆発には縁があるっつーか・・・
因縁ですけど。(汗)

紗由美さんが無事に意識を取り戻し、
また東京に戻ってくることになっちゃった竜司。
あとシリーズも2作。
最後まで仕事をしてくれることでしょう。
・・この二人に平穏は訪れるんだろうか・・・。(汗)




 
   
もぐら 戒




2014/9/18 読了






中公文庫

内容(「BOOK」データベースより)
竜司の元に届けられたDVD。そこには爆弾とともに緊縛された紗由美の姿が映されていた。環境ビジネス「エコウインドウ」とホームレス惨殺事件の関係を追っている矢先だった。恋人の爆死まで七二時間!警視庁“モール”も捜査に乗り出すが、霞ヶ関の本庁舎にロケット弾が打ち込まれる。首都機能は麻痺し、終末へのカウントダウンが始まった




「もぐら」シリーズも、残すところ、あと二つ・・・
今回は、最先端科学にまつわる・・・
え?もぐらにはあんまり縁のない話しだよね・・・?(笑)
でも、見事に巻き込まれちゃいました・・

で、毎度の如く、紗由美さんがねぇ・・・
こういう男性の女って、大変だよ!
今回は拉致だけでなく、爆弾を取り付けられちゃって!!
時間に限りがある捜査となりました・・・

で・・・最後はなんと、「運まかせ」。
さすがの竜司も、これは何ともしがたかったんだね・・・
大きな決断をし、生きるも死ぬも、一緒だ・・・と、
二者択一したわけで・・・
運があって良かったよ・・
沖縄のオバァのお守りが聞いたのかねぇ・・・

さぁ、次作で終わりを迎える「もぐら」シリーズ!!
沖縄に隠居した竜司たちを放っておかないヤツらのせいで、
最後の大きな戦いに挑むわけですな。
で・・・穏やかな暮らし、結局できないのね・・・(涙)
大切な仲間をまた失ったし、
次作でも失うみたいだし・・・・(涙)
どんな終わりを迎えるんだろう・・・。




 
   
もぐら 凱 (上・下)






2014/10/11 読了






中公文庫

内容(「BOOK」データベースより)
首都を混乱に陥れた同時多発テロから一年。国家公安委員会が警視庁“モール”の増強を進めるなか、何者かによって古谷警部補が殺された。さらに沖縄で平穏な日々を過ごしていた竜司の元にも、かつてない強力な敵が襲いかかる。やがて姿を現す巨大な陰謀、そして謎の無国籍集団!史上最大の戦いへと向かう、シリーズ第七弾。書き下ろし。




いよいよ「もぐら」シリーズ最終巻!
上下巻となってますが、それぞれに薄めなので問題なし!
さぁ、どんな決着を見るのか・・・・
ワクワクしながら読みました・・・



ネタバレします・・・



まさか、まさかの「サヨナラ」オチ・・・。
そうだよね、こーでもしないと終われないよね・・・。
竜司が生きてる限り、この話は続きそうだもん・・・
それでも、最後は「生きてる」な雰囲気を醸し出し・・・っていう
ちょっとほのかな期待を持ちつつ最後の行まで読んだんだけど・・・
やっぱ、お空で散ってしまったのね・・・

でも、竜司はいいよ、いや、良くないんだけど、
あたしゃ、柿崎が死んだのが悲しかった。
冒頭で古谷が死ぬってのは裏表紙に書いてあったので知ってたけど、
まさか、上巻の最後に垣崎の最期が描かれてるとは・・・
ショックが大きかった。
ディーンは垣崎を知ってて、ちょっとは情もあるだろうから、
殺したと見せかけて・・・下巻では生きてるよね?って期待したけど、
やっぱり死んじゃってた・・・

最終巻ってだけあって、
ドンパチのスケールもハンパないし、
たくさんの人が死んでいきます。
悪役方面が死ぬのはいいけど、
味方側がこんなに死んじゃうなんてねぇ・・・
ここまでやると、スッキリしたっしょ、矢月さん!!(笑)

最後まで生き残ったのは・・・楢山オンリー。
竜司の息子を産んだ紗由美さんと仲睦まじそうで・・・
そのうち、この二人が・・・?なんて考えてしまったわ。(汗)

とても読みやすい娯楽作品・・・って感じで、
最終7巻まで、十分楽しませてもらいました!
今後も矢月さんの作品は読んでいこうと思ってます!




 
   
ACT 警視庁特別潜入捜査班




2015/2/11 読了






講談社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
逮捕された振り込め詐欺実行犯の背後に権力の影。ホームレス救済の名の下に闇に取り込まれていく人々。通常捜査不可能な事件に“非合法”潜入捜査専門捜査官たちが召集された。その一人、田宮一郎はホームレスとして上野公園に現れ振り込め詐欺組織に潜入する。闇を演じ、悪を暴く。ハードアクション長編小説。




矢月さんの新シリーズ・・・になるのかな?

今作は、潜入捜査のお話です。
犯罪組織に「潜る」ため・・・すごいプロ意識の集団です!!
主人公の田宮の普段の意識や、
いざ仕事を始める!ってなったときの準備など・・
感心というか、若干ドン引くくらいのすごさです。

で・・・潜入した組織は・・・振り込め詐欺集団。
黒幕や仕組みを明らかにするための潜入なんだけど・・・
バレないために、実際に犯罪を犯したり、殴ったり蹴ったり・・・
あまりにも上手に化けてるので、
この人、本当に暴力気質があるのでは・・・?って思うくらいでした。(笑)

バレるんじゃないか・・・?というヒヤヒヤ感はあまりなく、
矢月さんの作品にしては、アクションというかバイオレンス度がかなり低めで、
いつもの矢月さんを期待してる方はガッカリするかもしれませんが、
こういう「知的な闘い」ってのもなかなか面白かったですよ!

次はどんな組織に潜り込むお話かなぁ・・・?と、
勝手に続編希望です!(笑)
田宮が唯一「自分でいられる場所」での進展も・・・あるといいね!(笑)
それと、新人潜入捜査官の成長も見てみたいです。




 
   
リンクス U Revive




2015/5/3 読了






中公文庫

最強の男はやっぱり生きていた! レインボーテレビの爆破事故に巻き込まれ世を去った、巡査部長の日向太一と科学者の嶺藤亮。だが、二人は新たな特命を帯びて、再びこの世に戻って来た……!?



ようやく出ました、第二弾!
第三弾まであるらしので・・・今回も完結はしません!(笑)

前作で、爆発に巻き込まれて死亡・・・したと思われた日向。
・・・もちろん、死んでません、主人公ですので。(笑)
何とか換気口に逃げ込んで助かったものの、
この爆弾テロの「クリムゾン」という集団をつきとめるため、
嶺藤と再び捜査するわけですが・・・

相変わらずの「ダイ・ハード」。(笑)
今回は日向だけでなく、嶺藤さんもなかなか死なない。(笑)
結構ヤバイ状況になってんだけど、
よくもまぁ、生きて戻ってきたわ・・・

一応日向は、前作の爆発で「死んだ」ことになってるので、
家族は悲しんでるわけだけど、
今回、いろいろと追ったり追われたりしてるところがテレビに映っちゃって、
「あれ・・・?もしかして、生きてる・・・?」ってわかっちゃったみたい。
絶対、生きて戻ってきてあげてね!!

第二弾の今作では、クリムゾンの1チームをやっつけはしたけど、
本丸にはたどり着いていない・・
そこを何とかしないと・・・
すでに、大きな爆弾を、ある場所に設置してますから!!

で・・・日向は満身創痍で、再びクリムゾンの捜査へ・・・
次回作はいつ出るのかな?
「人間洗浄」の続きもまだ出てないし・・・
矢月さん、頑張ってくださいよー!!




 
   
狂犬




2015/8/26 読了






廣済堂文庫

内容(「BOOK」データベースより)
凶悪犯捕縛に燃える警視庁捜査一課刑事・神条俊輔は、その非情な逮捕手口から裏社会では「狂犬」と恐れられている。いま神条は自分の妻子を殺した銀行強盗の永倉を6年間、追い続けているが、その永倉一味が沖縄にいるらしいとの情報が入った…。渾身の長編ハード・アクション、待望の文庫化!




なんともまぁ・・・・
良く言えばハードボイルド、
悪く言うと・・・・暴力の度を越した話・・・?(汗)

銀行強盗して逃げる途中、
通行人を巻き込んで行った永倉。
妻と子がその被害者となった刑事・神条・・・
二人の因縁の物語・・・・

なんだけどさ・・・
この永倉ってヤツの凶悪さが尋常じゃない!
なんでこんなヤツを全国的に野放しにしてるのか、わからん・・・
あの事件から6年・・・って、野放しにしすぎ!

そして、ニアミスからの、再会・・・ってことで、
すんごいことになりました。
何人死んだんですかねぇ・・・(汗)
「もぐら」シリーズでもすごい数の人が犠牲になってたけど、
コッチの方が受け入れがたかったわ・・・(汗)
久しぶりすぎたのかね、矢月節が・・・・(笑)

最終的に、決着はついたものの・・・
スッキリしないなぁ・・・
生きて罪を償わせたいとは思わないけどさ、
死に方がねぇ・・・・
こんな風に気持ちも跡形もなく消え去るといいのに・・・(涙)




 
   
警視庁公安0課 カミカゼ




2015/11/19 読了






双葉文庫

内容(「BOOK」データベースより)
水面下で武装化を図る市民団体“パグ”を内偵中の公安0課作業班員・藪野と友岡は東雲の武器密造工場に侵入。激しい銃撃戦の末、行方不明になる。事態を重く見た警視庁上層部は新たな作業班員の投入に着手。「刑事の匂いがしない者」として交番勤務の警官、瀧川に目をつける。少年課への異動を望む瀧川に仕掛けられる罠。壮絶な公安教育を経て0課に配属された瀧川にパグ潜入の非情命令が下る。話題沸騰のハードアクション、見参!




公安を扱う小説を読むたびに想うのさ、
ほんと、「使命感」でよくそこまでやれるなぁ・・・って。
給料だって莫大に高いだけでもなく、
大切な人にもウソをつき、
命の危機にさらされている・・・
いいこと、無いですやん・・・(汗)
だけど、それでもやってるんだもん、すごいよねぇ・・・
・・・えげつないこと、やることもありますけど・・・(滝汗)

冒頭は、捜査している二人が危機に陥り、
一人が裏切って敵に寝返り、もう一人を殺しちゃうという展開・・・
まだその組織の全容を全部つかめてないため、
新人の捜査員を見つけ、育て、送り込む・・・っていう流れなんだけど・・・

まー、ひどいことして手に入れましたよね、瀧川のこと。(汗)
ドン引くわぁ・・・
でも、結果、瀧川は公安に入るわけで・・・
いやはや、恐ろしい。

そして、対象組織に潜入捜査を始める瀧川・・・
そこで、裏切り者に出会っちゃうわけ!
ひゃー!なんてこってい!!なんだけど・・・


ネタバレです。



まぁ、きっと、そうだろうとは思ってたよね。
きっと、裏切ってなんかない・・・って。
でも、仲間を殺してたしなぁ・・・
どういうこと・・・?って思ったら、そういうことだったか・・・

そして、脱出しなくちゃいけなくなるんだけど・・・
矢口さんの筆致は本当にお上手。
ハラハラさせられまくりですよ!!
アクションシーンも、私の脳内変換構造に合ってるみたいで、
映像になって展開しつつ読んでました!(笑)

最後は「公安は辞める・・・」って言ってたけど・・・
そんな簡単に辞めさせてもらえるのん・・・?(汗)
こんな見事に仕事しちゃったら、
上層部はあなたを手放さないのでは・・・?(汗)
ってことで・・・続編アリ・・・ですかね?

それより、早く「人間洗浄」の下巻を書いてください!!
下巻待ちで、上巻を読んでないんですよ、私は!!



 
   
リンクス V




2016/2/28 読了






中公文庫

内容(「BOOK」データベースより)
嶺藤がクリムゾンに拉致された!レインボーテレビに監禁された嶺藤救出のため潜伏中の奥多摩から向かう日向に、最凶最悪の敵・クリムゾンが真っ向から立ちはだかる。ついに明らかになる全貌。果たして日向は、全世界を相手取った強大な陰謀を企む敵を倒し、家族を、そして世界を救うことができるのか!?高速ハード・アクション三部作。書き下ろし、堂々完結!




シリーズ最終巻です。

クリムゾンというテロ組織の全貌を暴き、
相手を倒し、無事に帰還する・・・そこまでのお話です。
うむ、簡単にまとめちゃった!(笑)

日向もダイハードですが、
嶺藤もすっかりダイハード・・・。
アメリカに「行ったこと」にしてる間に、
ちゃんと身を守る方法、相手を確実に倒す方法を習得しているあたり、
さすがお勉強好きな子です。(笑)

実働部隊である人間と、
上から指示を出すだけの人間の考えにすれ違いが起こると・・
まぁ、こういう展開になるのです。
で、どっちも滅んでくれた・・・ってわけだけど・・

末端の末端まで完全に駆逐できてないので・・・
安心とは言えない気がするのよねぇ・・・
名前も顔も知られちゃったわけで・・・
ハッピーエンドで終わりましたけど、
一生、何かにおびえる人生になりそうで・・・
こういう旦那さんを持つと大変やなぁ・・・ってのが
最終的な感想です。(笑)



 
   
スティングス 特例捜査班




2016/3/31 読了






角川文庫

内容(「BOOK」データベースより)
首都圏を中心に密造銃を使用した連続殺人事件が発生。犯人は警察を挑発するかのように、特別捜査本部の捜査員を狙いはじめた。警視庁組織犯罪対策部の一之宮祐妃は、内部情報の漏洩を察知。自らの進展を賭けて、ある者たちの捜査協力を警視総監に提案するのだった。警察をも怖れぬ犯人に対抗するため、集められし4人の男女。一之宮の「秘策」は、犯人を追い詰めることができるのか。人気著者による長篇ハード・アクション。




悪質な密造銃により連続殺人事件が発生。
何とか検挙するために、女刑事が考え付いたのが・・・
服役中の受刑者を使って捜査すること・・

・・・んなアホな。(笑)
だって、めっちゃ強い男と女、
人を騙す詐欺師、天才ハッカーですよ?
力を合わせたら、余裕で逃げますってば。
んなアホな・・・な設定ですけど・・・
まぁ、矢月さんの作品は、そこは「さておき」ってこと、多いんで。(笑)

で・・・いろいろあったけど、
最終的に力を合わせて見事解決!なわけです。
警察内部の裏切り者も、わかりやすくアイツだったし。

最後まで読んで知ったんだけど、
この作品はかなり昔に矢月さんが別題で発表していたものの
改題、改稿版だったようで、
どーりで、ちょっといろいろと甘い部分があるな・・・って思いました。

ま、何やかんやで矢月ワールド、楽しみましたけどね!




 
   
リターン




2016/9/28 読了






中公文庫

沼津市議会議員・阿南光利が立案した水産加工センター建設を巡り、反対運動が過熱。背後には暴力団、さらには阿南の高校時代の旧友を殺した男の影が……。静岡県警銃対課の一ノ瀬守は、親友・阿南を助けるために立ちあがるが、そこに待ち受けていたのは13年間隠されていた驚愕の真実だった! アクション&サスペンス長篇の傑作、遂に文庫化。



かなり以前にお書きになった作品の文庫化・・・ですね。
・・・だから、早く「D1」の下巻を書いてくださいってば・・・。(汗)

若い時期の親友の死、
残された二人の男・・・
より強固につながるはずの二人が・・・・ですよね。
そもそもそこに「嘘」があったことが問題だったわけだ・・。

「アイツ」がそもそも卑劣でさ、
余計に許せないんだよなぁ・・・
絶対的に親友を信じてる一ノ瀬もねぇ・・・(汗)

矢月さんらしい、グロい場面も多々あり、
見て(読んで)らんない・・・って部分も多いんだけど、
どうなるの??って事になって、一気読みでした。

最後は、無茶苦茶な始末をしようとしますけど、
まぁ、やっちまったことを思うと、
この人は生きてらんなかったなぁ・・・って気もしますねぇ・・・

いやはやしかし、何人死んだんだい、今作も・・・(汗)
グッタリです。(笑)



 
   
サイドキック




2016/11/8 読了






ハルキ文庫

警視庁青山中央署の刑事課には、二人の名物刑事がいる。一人はチョビ髭で、頭部も薄い中年刑事・三木本鶴麿。もう一人は長身でスレンダーだが、キレたら恐ろしい最強美人刑事・御前静香。鶴麿はどこからどう見ても冴えないただのおっさんだが、いつもミラクルを起こし事件を解決に導く。そんな鶴麿に静香はぞっこんで、二人の関係は、青山中央署の七不思議のひとつだ。そんな中、青山の宝石店で強盗殺人事件が発生し、名物凸凹コンビが捜査に乗り出した――。傑作エンタテインメント警察小説。



矢月さんの新刊が2冊も出てる!ってんで、
慌てて買っちゃいましたよ・・・。
そのうちの一冊。

チョビヒゲの、薄らハゲの、50男・・・
どこがええねん!っていうくらい、ゾッコン惚れてもーた、美女刑事・静花・・
このコンビ・・・いや、相棒=サイドキックのお話です。

まず最初に、宝石店での強盗殺人事件がちょっと描かれ、
その捜査をするコンビ・・・って感じで始まるんだけど、
まさか、この事件一本で最後までいくとは!
ここまでよくもまぁ、広げたもんだ・・って感じ。(笑)

とにかくね、チョビハゲ(略しすぎ?)の鶴麿=マロさんが、
やる気がないくせに、上昇志向があるっていう、
何とも愛しがたい人物。
部下の手柄も横取りしたい!・・・とか、
追いつめられて救われたのに、ラッキー!で済ます・・・とか、
凡ミスしまくる・・・とか、もう、目も当てられない男なんだけど・・・

いい方向に転がるんだよね、この人の場合。
相当良い守護神がついてるんちゃうかな?(笑)
もしくは、ベタボレしてくれてる相棒・静花の運気が良すぎるとか・・・

そんなこんなで、ドタバタしながら事件解決へと動いていくわけです。
まぁ、相当杜撰な強盗殺人事件で、
ここまで解決に時間がかかるのは警察として問題では・・?って
思わなくはないけど・・・(汗)
みんな無事に捕まってくれて、良かったです・・・。

でもね、人一人殺してますから・・・・
ちゃんと罪を償って、新しい人生を見つけてほしいですな。

このコンビ・・・シリーズ化します?
してもいいけど・・・・マロさん・・・・やっぱり好きになれん・・・(汗)




 
   
ACT2 告発者




2017/2/2 読了






講談社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
医薬品検査組織「日医検」の向井智が失踪した。イチマル製薬のジェネリック医薬品成分の改鼠データとともに。その動きを察知した警察は、特別潜入捜査班“UST”を緊急招集する。製薬メーカーとその裏に蠢く巨大な権力と金。特別捜査官たちの命をかけた“非合法”潜入捜査が始まる!




相変わらず読みやすいよね、矢月さんの文章は・・・。
またも一気読みでしたわ。

ACTシリーズの第2弾。
USTにはたくさんのキャストがいるみたいで、
今回の「チーム」は前作とは違っております。
主演俳優の田宮だけはメインですのでおりますけど、
共に潜入する二人は初顔合わせ・・・
最初はお互いの気持ちを探り合い・・・な感じで、
大丈夫かなぁ・・・?って不安だったけど、
いやぁ・・・面白かったです。

薬剤の不正を見つけた男性が告発しようとデータを持ち出し、
厚労省に送るも公表されず・・・
内密でUSTが真実を探ることになったわけだけど・・・
そりゃ、告発した側からしてみたら、命がけで持ち出したのに、
何の動きも無かったら焦るよね・・・?
まず、こっちの保護を第一にしてほしかったわ・・。(汗)

薬剤会社と、検査会社に潜入することになったんだけど、
協力者の見極めって大変だなぁ・・ってつくづくだよ・・・
見る目、大事っすね!
彼女も今回のことで学んだでしょう・・・
・・・代償がでかすぎますけど(汗)
だけど、仲間としてはいい感じになれて良かったかな・・・?

このUSTっていう組織のでかさを感じる作品でしたね。
あっという間にエキストラがたくさん集まって、
しかも機能的に動いて救出完了・・・でしょ?
訓練されてるわー!

今回は、警察→USTという経路でキャストになった人だけでなく、
一般人でスカウトされた人もいる・・・ってのは面白かったですね。
確かに、警察官って「雰囲気」をまとっちゃうから、
「普通」っていう能力は難しいかもしれんもんね・・・
でも、一般人として入っても、訓練を受けちゃった時点で
「雰囲気」を纏っちゃう気はしなくもないが・・・(汗)

続編も楽しみですが・・・
「D1」シリーズはどうなってますのん・・・?(汗)




 
   
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2017/8/1 読了






徳間文庫

内容(「BOOK」データベースより)
引きこもりの湊大海は、ある日、口ばかり達者なトラブルメーカー・一色颯太郎と同居することになった。いやいやながら大海が駅へ颯太郎を迎えに行くと、彼はサラリーマンと口論の真っ最中。大勢の前で颯太郎に論破された男は、チンピラを雇い暴力による嫌がらせをしてきた。引きこもりの巨漢と口ばかり達者な青年が暴力に立ち向かう!稀代のハードアクション作家・矢月秀作の新境地。




えーっ!矢月さんらしくない話!(笑)
でも、私は好きでしたよ。

社会からドロップアウトして引きこもり状態の三十男・大海のところに、
従弟の颯太郎が同居することに・・・
その初日にあるトラブルに巻き込まれ、
どんどん悪い方向へ・・・って話でした。

まっすぐすぎる颯太郎の存在は、
大海には眩しかったし、うっとうしかっただろうけど、
そのまっすぐさが引き起こしたトラブルが・・
まー面倒くさい相手にあたっちゃったもんでさ・・・

大会社のボンボンが、プライドが傷つけられた!ってんで、
颯太郎と大海に復讐をしようと考えて、
暴力男を使って脅しをかけてくるんだけど・・・
周りの人も巻き込んでいってしまって・・・

でも、弱き者を傷つけられた大海がブチ切れて!
図体がデカイだけじゃなくて、いいパンチを持ってたわけね・・・
そのパンチが決定打になったんだけど・・・

最後はもうちょっと痛快な展開を期待してたんだけど、
ちょっと有耶無耶でしたね・・・
矢月さんらしくない・・・よね。(笑)
いつもはやりたい放題でスカッ!とやっつけてくれるんだけど・・・
ま、でも、この二人ならこれでいいかなぁ・・・?って気もしました。

この事件を通して、大海も颯太郎も成長できたし、
明るい未来が見えてきたので良かったですな・・・

こんな、ライトなお話もアリ・・・ですね。
また書いてくださいね!
・・・ってか、「D1」の続きはどうなってますのん・・・・?(汗)




 
   
AIO民間刑務所







2017/4/






中公文庫


内容(「BOOK」データベースより)
20××年、日本で設立された初の民間刑務所「AIO第一更生所」。そこに新たに若林耕平ら四人が就職した。しかし、そこでは、刑務所の経営者、更生官、更生者、更には設立に関係した議員たちの欲望が渦巻いていた―。日本の未来を戦慄的に描く名作、待望の文庫化。




読書予定







 
   
光芒




2016/10/






幻冬舎文庫

伝説の元暴力団員・奥園が設立した自動車解体工場は裏では窃盗を繰り返していた。が、社員を想い、奥園が裏稼業から手を引こうとした矢先、ヤクザ時代の因縁の相手の縄張り荒らしに気づく。裏切りの疑惑。背後で蠢く謎の敵対者。微かな雑音が亀裂となり血で血を洗う巨大抗争に変わる時、男たちは問う。「所詮ヤクザは堅気になれないのか?」



読書予定