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 吉川英梨 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

アゲハ スワン マリア エリカ
ルビイ 警視庁「女性犯罪」捜査班
警部補・原麻希
5グラムの殺意 通報者
ハイエナ 氷血 波動 烈渦





   
アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希


アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希 (宝島社文庫)

2015/5/5 読了






宝島社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
警視庁鑑識課に勤める原麻希は、ある日、子供を預かったという誘拐犯からの電話を受ける。犯人の指示のもと、箱根の芦ノ湖畔へと向かった麻希だが、そこには同じく息子を誘拐されたかつての上司、戸倉加奈子の姿があった。殺人現場に届く「アゲハ」からのメッセージの意味は?誘拐は、麻希と加奈子の運命を変えた八年前の事件が関係しているのか―!?女性秘匿捜査官・原麻希が社会の闇に挑む、長編警察ミステリー。




ブックオフで、シリーズでまとめて格安で売ってたので即買い。
5冊で完結してるようなので、
安心して読めますわ!

女性秘匿捜査官・原麻希シリーズの第一弾。
数年前に瀬戸朝香主演でドラマ化もされてるようですが、
見てないので、脳内変換はせずに読みました。

鑑識に勤める麻希。
ある日、子どもが誘拐され、呼び出された場所に行くと、
昔の上司が、同じく息子を誘拐されていた・・・っていう話。

隷属強姦事件、殺人事件、誘拐事件、公安、テロ組織・・・と、
いろいろと絡んできて、
途中で本を置けず、夜通し読んでしまいました。

子どもの命も気になるし、黒幕は誰なのか、
こんな事態なのに帰ってこない夫ってどないやねん!とか、
いろいろ気になりつつ、話は進み・・・
ミスリードもありつつ、たどり着いた黒幕は・・・あの人でした。

そうね、そんな気はしてたけどさ・・・
失ったものの大きさ、そして、理不尽さを抱えて、
いつしかそんな風になってしまったんだなぁ・・・
哀しいよ・・・

しかし、「絶対オレは捕まらない」って公言して、
本当に捕まらず逃げた関谷って男・・
マジで許せん!って思ったし、
その「逃げ切れる理由」ってのがさぁ・・
ほんと、女として許せない話だったわ・・・。

最後には、麻希の夫の素性も明かされ、
抱えていた夫婦の苦しみが解放されたようで、
ある意味ハッピーエンドではあったものの、
また明らかになってないことも多く、
これは今後の続編につながっていくのかな・・・?

とても読みやすく、面白かったので、
シリーズ読破しようと思ってます!




 
   
スワン 女性秘匿捜査官・原麻希 2




2015/8/2 読了






宝島社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
背望会テロ事件から一年。警視庁鑑識課・原麻希のもとに、公安部の広田達也から「背望会リクルーターの指紋が見つかった」という連絡が入る。捜査のため奈良県に向かったふたりだったが、そこで知事選候補者が誘拐され、身代金の運び人に麻希が指名されたという一報が。脅迫状の送り主、「スワン」の正体とは―!?大阪府警vs.警視庁の熾烈な捜査バトルが展開される、人気長編警察小説シリーズ第2弾。




ちょっと間が空いてしまったので・・・
「アゲハ」の正体、忘れてました。(笑)
最後の方だけ再読しちゃいましたよ・・・・

さて、「アゲハ」で、テトリスト集団を一網打尽!・・とはいかず、
テロリストを見つけたり養成したりしてる「リクルーター」は
捕まえることができないまま・・・でした。

前作で誘拐された麻希の娘・菜月は、
元気に暮らしているものの、事件の話は避けてる様子・・・
夫の原は、この事件後、家に帰ってくるようになったものの、
7年間の空白を埋めるのはなかなか難しいようで・・・

そんな中、リクルーターにつながる指紋が出てきた!
しかし、その指紋の持ち主は、すでに死んでる・・・
しかも、奈良県警の警察官だった・・・ってんで、
奈良に行くことになった麻希。
そこで、再びリクルーターに翻弄される・・・ってわけです。

事件は、「夫婦の愛」にも通じる話で、
なんか、自分に置き換えると切ない麻希でございました。
でもさ、最後の「温情」、余計だったね。
そのせいで死体が増えちゃいましたから・・・(汗)
で、やっぱりリクルーターには逃げられるし・・・

しかも!!
リクルーター、菜月の心の隙間に入り込んでた!!
危なすぎる!!
夫の原さんよ、「娘と二人は気まずい・・・」って逃げ出さずに、
しっかり守ってくださいよ!!
お兄ちゃんもさぁ・・
恋で忙しいのはわかるけど・・・
ふぅ・・・・危険すぎる・・・
ほんと、最後の一文にある通り、
刑事でいるのはちょっと無理が出てきたかもしれないね・・・(汗)

今回は間をおかず、とっとと続きを読みたいと思います!




 
   
マリア 女性秘匿捜査官・原麻希 3




2015/8/3 読了






宝島社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
警視庁鑑識課に勤める原麻希は、奈良での失態を受けての謹慎中に、友人の離婚式で原田という刑事から相談を持ちかけられる。とあるアパートの一室で見つかった女性の自殺体が、他殺ではないかと言うのだ。現場に残っていたゲソ痕から、麻希は恵比寿の女子高へとたどり着く。そしてそこで、第二の事件と遭遇するが―。ついに宿敵リクルーターの素性が明らかになる!?映像化もされた人気シリーズ第3弾。




第三弾です!
さらっ!と読んでいきましょう!!

前回のことで謹慎中の麻希・・・
警察学校時代の同僚の「離婚式」に招待され、
そこで「あなたのお知恵拝借!」と相談され、
再び事件に巻き込まれていく・・・ってわけです。

しかし、女子高まで入り込んできたか、リクルーター・・・
しかも、結構な長い年月をかけて、
たくさんの人に「脚本」を書いてきたわけで・・・

今回も、ちょいちょい顔出ししてきて、挑発してくるのよ。
麻希の元カレは、子どもが生まれたばかりで、
憂いを無くしたい思いでリクルーターにぶつかっていって、
意識不明の重体・・・
また誰か死んじゃうのか??と思ったけど、無事で何より・・・

結果、やっぱり捕まえることはできなかったものの、
ある場所から採取したDNAから身元判明!
さぁ、追いつめていきますよ!っていう終わり方でした・・・

で、謹慎中の麻希、
なんと、正体が怪しい伊達という上司に、
捜査一課の係長を命じられておりました!
特例で警部補に昇進までして!!
・・・これ、だいぶ周りの反感を買いそうなんだけど・・・・(汗)

さぁ、次回、リクルーターとの対決になるんでしょうか?
気になるので、次行ってみよ!(笑)




 
   
エリカ 女性秘匿捜査官・原麻希 4




2015/8/4 読了






宝島社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
警視庁捜査一課にて、史上最凶の“犯罪脚本家”である背望会リクルーターを逮捕するという使命を受けた原麻希のもとに、河川敷でリクルーターの自殺体があがったとの連絡が入る。他殺を疑い、捜査を続ける麻希。そこへ、テロ集団背望会のフォロワーを名乗る「続・背望会」から、背望会の黒幕であったアゲハの釈放を要求する脅迫メールが届く―。映像化でも話題となった、人気警察小説シリーズ最新作。




なんと、リクルーターが焼身自殺した!という、第4弾です。

まぁ・・・・ここで死ぬわけないよねぇ・・・・って思いつつ、
でも、話の流れでは「確定」となっていて、
次には「続・背望会」とやらが「アゲハ」の解放を求めて
東京にバイオテロを仕掛ける!っていう展開になってまいりまして・・・
もう、あっちもこっちも大パニックです!!


ネタバレです〜



あっちこっちに行かされる麻希。
おかしいよねぇ・・・・って思ってたら、やっぱり。(汗)
「続・背望会」は、まぁ、大事ではなかったんだけど、
その裏で、まさかのあの人が・・・でしたよ。

私はね、最初から怪しいって思ってたさ。
だって、全然正体が明らかじゃないんだもん。
小出しで「背景」が明らかになるところも、ますます怪しくて・・・
最後は「やっぱりね・・・」でしたよ。

伊達さん、アンタって人は・・・・だよ。
オマケにリクルーター、死んでないし・・・っていう。
まぁ、死んでないと思ったし、
こんな風に死ぬなんてガッカリやわって思ってる部分もあったりで、
ある意味、麻希と同調してるのかもしれん、私・・・(汗)

そう、麻希はリクルーターが生きてるって知って、
嬉しかったんだ・・・
自分の危機を救ってくれた人が、また助けてくれた・・・と
思っちゃうくらい、求めてるんだ・・・
うーん・・・こういうことってあるんだねぇ・・・
追ってる刑事が、対象者である犯罪者に想いを・・・ってこと。

そんな自分が許せないからか、辞表を提出した麻希。
だからって話は終わりませんよ!
次巻で決着がつくらしいです。
さ、早く読んでしまいましょう!!!




 
   
ルビイ 女性秘匿捜査官・原麻希 5




2015/8/5 読了






宝島社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
警視庁捜査一課の原麻希は、娘の菜月が、史上最凶の犯罪脚本家である背望会リクルーターの娘・結芽と交流を持っているのではないかという疑いを持つ。さっそく結芽が通う小学校に向かった麻希は、平日にもかかわらず、校内に誰もいないことに気づく。気配を残したまま、忽然と姿を消した全校児童たちの行方は―!?女性秘匿捜査官・原麻希がシリーズ最大の難事件に挑む、人気警察小説シリーズ完結編。




いよいよ最終巻です。

辞表を出したものの、警察の数々の隠蔽を知ってる麻希を
簡単に外に出せるわけもなく・・・
休職扱いの飼い殺し状態・・・
そんな中、娘・菜月と向き合おうとするも・・・という始まり。

菜月が、リクルーターの娘・結芽と交換日記をしてるんじゃ?と感じ、
結芽の通う学校に行ってみたら・・・
なんと、全校生徒(教員含む)が誘拐されていて!って展開。
犯人は、リクルーターの解放を求めてきたんだけど・・・

なんと、麻希の夫・原の尽力で海外に出されたと思ってたリクルーターが、
日本の、しかも警察の内部に留置されていたとは・・・・
で、再会を果たしちゃった麻希・・・・
心、揺さぶられる・・・ってわけよ。

周りの人間は、リクルーターの「人たらし」を知ってるし、
麻希が不安定ってこともわかってるから、
取り込まれてしまうのでは・・・・?ってヒヤヒヤなのよね。
で、このリクルーターの力も借りつつ解決を目指すんだけど・・・・



ネタバレします。



最後までリクルーターはリクルーターでしたな。
麻希を上手く使い、
それだけじゅやない、捕まった時点で自分が動かせる人を見つけ、
外に出ることを目論んでたんだ・・・
怖いよ、ほんと・・・

だけど、麻希が感じていたように、
リクルーターも、麻希に「何か」を感じていたようで、
犯罪者と追う刑事という関係性でありながらも、
一番自分をわかってくれる人・・・みたいな、
私ならわかってあげられる・・・みたいな、
そんな危うい関係になってたわけだね・・・

結果、リクルーターは麻希の手で再逮捕。
最終的に、数年後、死刑が執行されました・・・
・・・・なんか、それすらもまだ信じがたいっていうか、
そこも何とかすり抜けて上手いこと生きてるんじゃ?って
気がしてならないんだけど。(汗)

この「秘匿警察官」シリーズは終わったけど、
別のシリーズでハラマキさんは復活しているようです。
また、時間を見つけて読んでみましょう。

いろいろととんでもない展開もありましたが、
連続して読むと、なかなか楽しめましたよ。




 
   
警視庁「女性犯罪」捜査班
警部補・原麻希




2015/8/18 読了






宝島社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
奥多摩で起きた一家惨殺事件。殺されたのは著名な陶芸家とその妻、そして双子の娘・瑠衣と芽衣だった。人気アイドルであった瑠衣のストーカーによる犯行、瑠衣をねたんだ芽衣による犯行、陶芸窯の跡取りの座を巡っての犯行と、容疑者が絞り切れないまま捜査は進む。そんななか、麻希は捜査の進行状況が、真犯人によって仕組まれた方向へと進んでいることに気づき…。人気警察小説の新シリーズ第1弾。




「アゲハ」シリーズが終わって・・・
原麻希の新シリーズ始動!ってことらしい。
前作で遺恨が残ったと思われた同僚と仕事してるとは・・・
女同士ってそんなにスッキリできないもんかと思うんだけど、
ま・・・いいか!(笑)

さて、「女性犯罪捜査班」ってことらしいけど
今回の事件は、「女性犯罪」とはいいがたかったね。
入り口も出口も・・・
普通の「猟奇的一家殺人事件」ですから。(汗)
せっかくこんな冠つけたのなら、
「女性犯罪」に特化した内容にしていただきたいわね。

両親、双子の娘の一家四人が惨殺された・・・
それぞれに殺される理由のようなものが想像されたり、
末娘の犯行か?って思わせる部分もあったり・・・で、
警察は振り回されまくりなんだけど・・・

ま、よくある、「お前か!」っていう流れ。
それはいいんですよ、んなこったろーと思ってたので。
だけど、動機がわからなくて、
なんでこんなひどいことを・・・って思ってたら・・・・

単なる中二病じゃねーか!!
こんな自意識過剰の精神的ガキに、
そんな理由で殺されなくちゃいけないなんて・・・
可哀想すぎます。
コイツ・・・世に出しちゃいかんぞ!
絶対またやるぞ・・・。

それにしても・・・・
何なんスか、この長いタイトルは・・・
どうにかしてください!!(笑)



 
   
5グラムの殺意
警視庁「女性犯罪」捜査班
警部補・原麻希 2




2015/8/21 読了






宝島社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
六本木の違法クラブで女子中学生が惨殺される事件が起きた。警視庁「女性犯罪」捜査班の面々はさっそく現場へと赴くが、肝心の原麻希は休暇中で連絡がつかず、妊娠八カ月の圭子を捜査へと駆り出すことに。そのころ、たまがわ市に住む女子中学生が二人死亡していることが判明。麻希の娘の葉月はいち早くそれが連続殺人事件であることに気づくが―。天才捜査官・原麻希が難事件に挑む、文庫書き下ろし長編ミステリー。ハラマキ捜査官シリーズ。




「女性犯罪」捜査班の第2弾。
今回は、ちゃんと「女性犯罪」でしたね・・・

しかし、視点は大きく二つなんだけど、
出てくる情報が多すぎて・・・
登場人物も多くて、もう、頭がごっちゃごちゃ!(汗)

連続する女子中学生の不審死と、
小さなママ友サークル内の盗難事件・・・
これがどうつながっていくのか・・・?っていう流れなんだけど・・・

これはもう、一重に織江の管理能力の無さに尽きますな。
それぞれの案件を担当する刑事が持ってきた情報を、
管理者である織江がちゃんと聞き取っていれば、
かなり早い段階で「つながり」に気づけたはず!!
いつになったら、誰が気づくのか・・・・ってもう、ヤキモキしましたよ!!

真犯人は、予想していた通り・・でした。
一番悲しいのは、冷たくされたり嫌われたりすることより、
忘れられることなんだよね・・・
愛情のかけ方は人それぞれ、
この女の愛情は異常で、愛情の無さも異常で、
その結果がコレですよ・・・

タイトルの意味は、かなり切なかった。
愛情をかけられた方も、かけられなかった方も不幸・・・
罪深いよ、この女は・・・
最後はちゃんと自分の罪深さを認識できたようで、
それは良かったんだけどさ・・・
もう、遅いんだけどね・・・・(涙)

女性犯罪捜査班ですが、男性捜査官も仲間入りしそう・・・?(笑)
あと、冒頭の「行方不明の麻希ちゃん」ネタは・・・必要かね?
確かに前作で借りがあったけどさ・・・
今後のシリーズで恩を返す機会を
事件と結び付けても良かったんじゃ??




 
   
通報者
警視庁「女性犯罪」捜査班
警部補・原麻希 3




2016/5/20 読了






宝島社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
警視庁管内にて、税理士の妻子が誘拐されたとの一報が入る。身代金取引現場の近くに偶然居合わせた「女性犯罪」捜査班の原麻希が捜査に加わるが、警察が介入していることがばれて取引は中止に。その後、多摩川流域にて女性と子供の遺体が発見される。そして同じ多摩川流域で“第3の遺体”も見つかり―。天才捜査官・原麻希が、犯人の“見えない”難事件に挑む、人気シリーズ最新作!




面白かったです。
雪だるま式・・・っていうの?
捜査しているうちいろんな事件がくっついていって、
最後は全部・・・・っていうね。
前編後編の分け方も面白かった。
事件に進展があると、「戒名」もかわるんだね!

誘拐事件発生!・・・で、
身代金の受け渡しで・・・
まぁ、不手際が続く、つづく!!
ここでちゃんとやってりゃ、早々に「発覚」しただろうに・・って気が。(汗)

結果、女性犯罪捜査班も加わっての捜査になり、
別口の殺人事件も絡まっていくわけですが・・・


ネタバレです。


誘拐の動機がねぇ・・・
愛すべき妻子・・・より、自分を守るための行動・・・なんだね。
まだキレイな遺体なのに、あんなところに埋めるなんて・・
愛してるとは思えないっす。(汗)

そして、不可解だった女性遺体については、
まさかのつながりで!
騒音問題とか、育児ノイローゼのようなことまでからんできて、
なんかすごい展開でしたけど、
「え?そんなことだったの・・?」って気も。(汗)

とにかく、使えないイケメンくんの行く末が気になったものの、
まさか、ハラマキに想いをよせていたとは!
そうとは知らずに、部下とくっつけようとしてるハラマキ・・・
うむむ・・・(汗)
んでもって、女性ばっかの女性犯罪捜査班に配属されちゃった?
うーん・・・使えないからなぁ・・・いらんなぁ・・・(汗)




 
   
ハイエナ
警視庁捜査二課 本城仁一




2016/9/14 読了






幻冬舎文庫

内容(「BOOK」データベースより)
家庭を顧みずに仕事に没頭してきた叩き上げの刑事・本城が、警察官僚として出世争いの渦中にいる息子から懇願される。出向中に詐欺組織に盗まれた警察手帳を内密に奪還してほしいというのだ。親の務めを果たしてこなかった慙愧の念から、息子の隠匿に手を貸すことを決める本城。手帳に迫る過程で掴んだのは、殺人も厭わない詐欺組織の実態だった。




堕ちていく・・・・どんどん深く・・・
そんな感じで、最後に救われることを信じて
500ページ近い分厚めの本を読んでみたのです・・・。

ノンキャリ刑事の父、キャリアの息子・・・
その息子が「警察手帳を失くした」と言ってきた・・
父として、息子の為に・・・
そんな話なんだけどね・・・


ネタバレとなります。


途中から、あれれ・・・?って思ってしまったのだよ。
本当に手帳は盗まれてるのか・・・?
お前を信じていいのかい、息子くんよ・・・ってね。
なんか、利用されてる気がしてさ・・・
いや、まさか、父の仕事を、正義を、命をかけてまで
しなきゃいけないことなんて、あるんか・・・・ってね。

でも、マジでクソな息子だったぜ。
権力を手に入れれば何とかなる・・っていう考えの浅はかさよ。
そのことを気づいても、何もしようとしない父よ・・・
まさか、さらに堕ちていくんか・・・・?ってヒヤヒヤしたけど、
そこは踏みとどまった・・・ってことで、かすかにホッとはしたけど・・
でも、きっと殺されるだろうなぁ・・・
狙われてるしね・・・
で、息子は何もしてくれんやろうなぁ・・・
そう思うと、グッタリでございますよ・・・。
はぁ・・・疲れた。




 
   
氷血 警視庁「女性犯罪」捜査班
警部補・原麻希 4




2017/3/9 読了






宝島社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
北海道に帰省していた原麻希一家は、観光に寄った札幌の公園で、氷漬けとなった女性の遺体を発見する。女性は以前、東京に住んでいた際に、警視庁「女性犯罪」捜査班にストーカー相談に訪れていたことがわかった。捜査を開始した麻希は、警察官を志すきっかけとなった北海道警の瀧正義警部と再会するも、その姿は変わり果てていた―。天才捜査官・原麻希の切ない過去が初めて描かれる、人気シリーズ最新作!




麻希の実家・北海道に帰省することになった原夫妻と娘。
しかし、観光中、遺体を発見してしまう・・・。
その遺体は、麻希の所属する捜査班で担当した、
ストーカー被害者だった・・っていう展開。

いくら刑事でも、旅の途中で遺体を発見したからといって、
その事件に関わる・・・なんてことはないさね。
でも、過去に担当していた被害者だった・・ってなると話は違う。
いろいろと説明などが必要となって拘束されちゃうんだけど、
なんと、夫で現場から退いてる則夫までも関わらされて・・・

というのも、あの悪名名高い「北海道警」ですから。(汗)
実際の話でも、北海道警での悪事はいろいろと有名ですからねぇ・・
そんなことも盛り込みつつ、巻き込まれていくわけですよ・・・。

事件だけでなく、麻希の幼いときのことや、
家庭環境、刑事になった理由などなど、いろいろとわかりましたね。
恩人との苦しい再会、そして悲しい結末・・
いや、ある意味ハッピーエンド・・・か?
あんな風に動揺されると、夫の則夫はヤキモキしただろうなぁ・・

「関係」として、何かあったわけではないだろうけど、
いろんな意味で大切な人であることに変わりはない。
救えてよかったね・・
そして、今の幸せを実感できて良かったと思うぞ。
とんだ帰省だったけど、則夫さん、懲りずに顔を見せてやってください。(笑)




 
   
波動 新東京水上警察




2017/7/9 読了






講談社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
東京オリンピックを控え東京湾警備拡充のため水上警察署が新設された。配属された現場一筋の熱血刑事・碇拓真は無人島の第六台場で白骨死体を発見、事件に絡み暗躍する半グレ集団の尻尾を掴む。一触即発の不安の中で迎えた、都知事臨席の水上観閲式での警備艇追跡劇!痛快度満点の新警察小説。




吉川さんの新シリーズ。
第一作・・・ちゃんと購入してたんだけど、
まぁ・・・積読本に埋もれかけてましてね・・・
この度、第三作が出る!ってんで、早く追いつかなくちゃ!と、
慌てて読むことに・・・
・・・ちなみに、第二作も積読本の中にあります・・(汗)

水上警察が期間限定で新設された・・・
警視庁から所轄へ・・・という異動に不満の日下部は、
同じ現場に彼女がいるってことで、とっとと結婚して、
「同じ職場に夫婦がいてはいけない」ってルールによって、
また本庁に返り咲きたい!って考えてるわけ。
・・・・この考え自体が、もうムカついてしかたなかったわ!!

しかもさ、情報を得るために、他の女と会ってたり、
しまいにゃ関係を持ったり・・
そりゃ、アンタのせいでフラれるっちゅーの!!
なのに、素敵上司・碇に対抗しやがってさ・・・
無謀な捜査を勝手にするし!!
下手すりゃ人が死んでたし、犯人に逃げられてたよ?
コイツ、最後まで好きになれないんですけど!!

とはいえ・・主役は碇・・・・ですかね?
過去に航空機事故に巻き込まれて、水にトラウマがある・・って設定で、
こういう影がある人って、女は惹かれちゃうのよねぇ・・・ってしみじみ。(汗)
結果、この過去の事故には驚きの真相があって、
違うトラウマを抱えていたようで・・・

日下部のカノジョは、すっかり碇に惚れちゃってます・・
怪しい動きのOBとか、半グレ上がりの社長とか、
怪しい人物も暗躍してますし・・
玉虫署長の真意も気になるし・・・
よし、早めに続編を読むぞ!!




 
   
烈渦 新東京水上警察




2017/7/18 読了






講談社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
東京湾に係留されている「宗谷」の施錠された船室で、腐乱死体が発見された。東京水上警察は警備艇で現場に急行するが、湾岸署との捜査権争いに負け、熱血刑事・碇拓真はいきり立つ。最大級の台風が迫る中、都政に絡む陰謀の存在を掴む碇。暴風荒れくるう東京湾で、命がけの闘いが始まる!




あら・・・意外な結末・・・
今後もコイツらに苦しめられるって思いこんでたので・・・(汗)

東京を台風が襲う・・
そんな時、追わねばならない相手がいるのに・・
東京を守る仕事って、何かね・・・?っていう感じでしたね。

ま、刑事なんで・・・
警備より、犯罪者を追う・・っていうほうに力を入れて当然・・・って気が。(汗)
だけど・・・相変わらずのダイハードなヤツらです。

そして、人間関係もいろいろありまして・・・
あんまり好きになれない日下部くんにもいろいろあって、
なんか、放っておけない存在になってきちゃいましたねぇ・・・
ほかに素敵な女性が現れるといいんだけど・・・

碇のほうも、すんなりと幸せにはなれそうにないし・・・・
恋バナもまだまだいろいろありそうですな。

前作から続いた因縁の相手とは、
今作で一応の決着を見たわけですが・・・
次作は新たな敵が現れるんですかね?