〜君が僕を忘れても

□ 放送・・・ 日テレ  月曜10時   2001/04/09〜06/25   全12話    平均視聴率・・・10.6%
□ 脚本・・江頭美智留  □ 演出・・唐木希浩 ほか □ P・・堀口良則 ほか
主題歌

「The Only One」
清貴
挿入歌

「マトリカ」
いしだ壱成

サウンドトラック
Pure Soul ~君が僕を忘れても~ DVD-BOX
DVD-BOX
私の頭の中の消しゴム
SPドラマ
DVD
私の頭の中の消しゴム
韓国映画
◆ 出演者 ◆
瀬田(高原)薫
高原浩介
島田和哉
高原学
矢野諒子
土屋
杉浦梨果
瀬田円
高原ひまわり
高原恵子
水野吾郎
瀬田鈴子
瀬田忠志
桐野町子













永作博美
緒形直人
寺脇康文
小栗旬
光浦靖子
乃木涼介
田口理恵
長澤まさみ
土橋恵
大谷直子
田口浩正
市毛良枝
森本レオ
室井滋













アパレルメーカーのOL
薫の夫 大工
薫の上司 元不倫相手
浩介の弟 美大生
薫の同僚 友人
黎明大学付属病院医師
瀬田工務店事務員
薫の妹
薫と浩介の娘
浩介の母 スナックのママ
瀬田工務店の大工
薫の母
薫の父 瀬田工務店経営
薫の主治医 黎明大学付属病院脳神経外科医師
◆ レビュー ◆
◇ Last letter ◇  「愛の奇跡が起る?」 放送日・・2001.06.25. 再視聴日・・2007.11.12.

そうそう、そうなんだよね。
本当に誰もわからなくなるにせよ、悲しくて仕方のない終わり方じゃなかったんだよね。
それは覚えていたんだよ。
なので、それほど泣きませんでした。(笑)

誰にも迷惑をかけずに、楽でいたい・・・それが薫の本心かもしれない。
そりゃ、愛する人のそばにいたいし、子供をずっと見ていたいさ。
夫に迷惑をかけたくないなら、親に甘える・・っていう方法もあるかもしれないけど、
それも、いずれ何もわからなくなってしまう薫には、負担に思えるんだよね。
だから、今、ちゃんと判断できるうちに、迷惑をかけずに施設で過ごしていきたいっていう意思を
明確に伝えようとしてるわけだ・・・


両親はそれを受け入れて見守ることにするんだけど、
浩介はそれを受け入れられないのさ。
「ちゃんと納得してくれたら、私に会いにきて・・」という薫の言葉に答えることができずに、
時間を浪費していく浩介・・・
こうしている間にも、薫の病気はどんどん進んでいってるっていうのにさ、
お酒飲んでイジイジしちゃってさ、もうイライラしてきちゃったわよ!!


ひまわりの3歳の誕生日に薫から手紙が届きました・・・
ひまわりが大きくなっても、誕生日には手紙を届けたい・・と書き続けて、
それを桐野先生に託していたんだよね。
それを読んではじめて、薫の存在の大きさを再確認しちゃった浩介は、会いにいくことにしたんだけど・・・

すでに薫は浩介を判別できませんでした・・
「なんでだよ!オレだよ!!」って取り乱す浩介だけど、ただただおびえる薫・・・
バカだね・・・大事な大事な時間を無駄にしてしまったんだよ、アンタは・・・
でも、浩介に素敵な奇跡が・・・
薫が日々スケッチしている絵が目に入ったのです。
それは、全部浩介の笑顔・・・
毎日、毎日、浩介を書き続けてるんだね。
きっと、誰を書いてるかわかってないだろうけど、この顔を書き続けてる・・
もう意思表示は出来なくても、ちゃんとそこに愛があるんだよ・・・


そして浩介は、薫を無理に連れ帰ることをせず、このままにすることにしました・・
そしてひまわりの4歳の誕生日・・・
「ママは天国にいるんだよね?どんな人・・?」と問うひまわりを、浩介は施設までつれていきました。
もちろん薫はひまわりを認識できない・・
そして、ひまわりもすでに母の顔を覚えていない・・
二人は初めてあったように、海岸で砂遊びをはじめました・・・
薫はいつでも笑顔でいたい・・という望み通り、今も笑顔でした。
このまま時が過ぎ、いつの日か眠りにつく日がくるんだろうけど、
きっと薫は今まで幸せで、最後まで笑顔でいてくれただろう・・・と想像させる最後でしたね。


体は元気でも、記憶を失って回りに迷惑をかけて生きて、そして死んでいく・・
なんとも切ない病気ですよね、アルツハイマーって。
でも、娘として親に、妻として浩介に、母としてひまわりに出会い愛された薫は、幸せだったと思います。
事故や事件で急死してしまうケースもたくさんあるけど、
同じ「死」でも、「死への準備」ができるってことは、心残りがすこし減るように思えるしね。

いつの日か、この病気の特効薬が発見されたらいいな・・と願いつつ・・。


◇ letter ◇  「幸せな日と残された時間」 放送日・・2001.06.18. 再視聴日・・2007.11.12.

痛いほど薫の気持ちがわかるから、泣けてしまったわ・・・

「ひまわり」という可愛い女の子を出産し、2年10ヶ月が過ぎました。
穏やかな日々を過ごす薫は、家で仕事している浩介に見守られていたんだけど・・・
確実に薫の病状は進行していました。

自分でも残り時間の少なさを感じつつ、桐原からもそれを告げられる薫。
あと少しでひまわりの3歳の誕生日なのに・・・
祝ってあげたい・・・
その思いで、昼ごはんを作る途中、カレンダーを見に行って、日にちを数えるんだけど、
もう数を数えられない・・・また台所に戻るも、カレンダーのところへ行き数える・・・

完全な「アルツハイマー」の症状ですよね。

そのまま寝入ってしまった薫。
仕事を終えて帰ってきた浩介は、「昼飯、食べてないのか・・?」って台所を見て聞くのよ。
私、もうホワイトボードで確認することすらできなくなった・・ってつぶやく薫に、
ひまわりが「食べたよ」っていうの!
ママの病気のこと、わかってるんだね・・・ママをかばってるんだね・・・

なんかさぁ・・・見てられないっすよ、こういうシーンは・・・

ひまわりが熱を出したときも、浩介が留守なのに、薫は熱があることすら忘れてしまって、
ひまわりを放置してしまって、熱に気づいて慌てて病院につれていくも、迷子になり・・
もう、薫は決意してしまいました・・。

ひまわりの幼稚園の準備、小学校、大人になってから・・・と、たくさんのものを準備してきた薫。
もう、そばにはいられない・・
浩介を、ひまわりを忘れてしまうときがきたら、ここから離れようって決めてたのかもしれないね。
手紙と離婚届を残して出て行ってしまいました・・。
わかるよ、その気持ち。
そんなになってまでそばにいたくない・・
迷惑かけたくないってのもあるだろうけど、元気だった頃の私の思い出でストップしてもらいたいって気持ちもあると思うもん。
私も、こうしてしまうかもしれないなぁ・・


さぁ最終回です。
また泣いちゃうかな?(笑)


◇ letter ◇  「命の選択!!妻か出産か?」 放送日・・2001.06.11. 再視聴日・・2007.11.09.

難しいよなぁ・・・
女として、命が宿った以上、産みたいと思うのは当然のことで、
自分の命に代えても・・・と考えるのは理解できるんだけど、
家族からすると、出産で病気の進行が早まるっていわれると、「産みなさい」とはいいにくいもんなぁ・・・
しかも、「遺伝性」のアルツハイマーなわけで・・・
ドラマの中で、生まれてくる子が中学生になるころには治療法が確立してるはずって言ってたけど、
そんな話、いまのところ聞いたことがないんだけどなぁ・・・
原因となるものはわかってきてるかもしれないけど、そんな病気を背負わせるってのも考えようだしさぁ・・

浩介も薫の両親も産むことに賛成はできませんでした。
でも、産みたいと思ってた薫もまた、産むべきか考える出来事が・・・
産婦人科で、小さな女の子に話しかけられ、一緒に絵を描くんだけど、
何度も名前を聞き直しちゃって、「どうして忘れちゃうの?思い出して!私のこと嫌いなんだ・・」って泣いちゃうわけよ。
子供は容赦ないからねぇ・・・こういうとき。(汗)
薫は、自分の子供の名前も忘れる日が来る・・子供はきっとこの子みたいに傷つく・・って考えちゃうのさ。
何もしてあげられないどころか、傷つけてしまう・・
産んでいいのか・・?ってね。


そのころ、桐野の先生も決断のときを迎えていました。
肺炎を起こした夫に、抗生物質を投与するも、もう効かなくなってきている・・・
がんばってくれた・・・ずっとそばにいてくれた・・今度はあなたの望みを叶えるときね・・・と、投与を中止します。
そして迎えた最期のとき・・・
「ありがとう・・・」と伝える桐野の姿を見た浩介はいろいろ考えさせられたんだね。
辛い日々だっただろうけど、お互いの気持ちはきっと伝わっていたはず・・・
後悔しないように、後悔させないように、生きていこう・・ってね。

工務店のみんなが古い家を見つけてきてくれて、「リフォームしてやる!」と言ってくれました。
そこで浩介は、「後悔してほしくないから・・」と子供を産むことに賛成するのよね。
時間が、病気の進行が止まればいいのに・・・
その願いも虚しく、無情にも薫の病状は悪化していくようです・・・(涙)


◇ letter ◇  「すれ違う二人に妊娠発覚」 放送日・・2001.06.04. 再視聴日・・2007.11.05.

これは、二人が乗り越えられるかどうかの一つの試練だったのでしょう。
乗り越えられないのであれば、一緒にいない方がいいし、
それでも一緒にいたいと思えたのなら、この試練も乗り越え甲斐があったってなもんです・・。

薫は実家に帰りました。
浩介は飲んだくれて仕事も辞めると言い出す始末・・
でも、本当はお互いのことがとっても好きで、でも、一緒にいることが相手を苦しめると、お互いに思ってるわけで・・

そんなとき、浩介の母親が死にました。
病気だったから、子供たちに会いに来てたんだね。
「真夏の月」でも同じようなシチュエーションだったような・・。(汗)
学から知らせを受けた薫が浩介の下へ・・・
本当は一緒にいたい・・・会えなくなってから尚更思いが募って、そのことに気がついた薫。
そして、浩介もそれは同じで・・・
二人はもう一度、やり直すことにしました。

そんな二人に悲しい朗報が・・
薫の妊娠です。

誰よりも夫の子供を宿すことを切実に願ってる桐野からの通告でした。
皮肉だよね・・・(涙)

でもさ、確か、薫の「若年性アルツハイマー」って、「遺伝性の」って言ってたよね?
「私がいなくなっても、子供を残せるのなら・・・」と思えたとしても、
この病気が遺伝してしまう可能性があるわけで、悩んじゃうなぁ〜!
しかも、妊娠って、未だ解明されてない身体の変化が多々あるので、
病気の進行に大きな影響を与えてしまうことは必至。
産むべきか、産まざるべきか・・・
次回はそんな悩みの回になりそうです・・。
・・・毎回「ひまわりちゃん」が登場してるので、産むことはわかってるんだけどね。(笑)


◇ letter ◇  「退職願いと別れる二人」 放送日・・2001.05.28. 再視聴日・・2007.10.05.

もうさ、和哉さえいなきゃ、特に問題起こらないような気がするわけさ。
なんでお前がそんなにでしゃばるんじゃ!!

そりゃさ、確かに薫が2年前の記憶のままでアンタに話しかけたことは事実さ。
でもそれは病気のせいだっつってるでしょ?
「もしかしたら、2年前に戻りたいって持ってるんじゃ?」とか浩介に言うなよぉ〜!
浩介もさ、その言葉に影響されすぎ!(汗)
まぁねぇ・・目の前で自分の知らない薫が和哉と親しげに話してるのを見ちゃったし、
自分が絶対薫を幸せに出来る!っていう自信もないのかもしれないけど、
揺れすぎですよ!!

薫はそんな浩介を見て、自分が知らないところで浩介を傷つけてる・・って気づくわけよ。
桐野ののところに相談にいっても、答えは出ず・・
逆に桐野から相談されちゃってました。
植物状態の夫も、あなたのように、介護する人を思って苦しんでるのかしら・・?ってね。
たぶん・・・って答える薫。
すると桐野は、「そうなの?」って言って夫の生命維持装置をはずしちゃった!
この人の苦しみの中にいるんだよね。
生きていてほしい、奇跡が起こるかもしれない・・・そういう思いで生かしているのは、私のエゴなのか・・・?ってね。
正直、もし私がこの旦那さんの立場なら、もう楽にしてくれ・・って思うかも。(汗)
面倒を見てくれてる家族の負担も考えちゃうし、
このまま迷惑だけをかけて生きてるのなら、もういいよ・・・って言いたくなる。
でも、違うんだよね、面倒を見てるほうは。
大変だし、苦しい・・でも、生きてるんだもん、死なせるなんてできないんだよね。
ほんと、尊厳死の問題って答えがないわ・・。(汗)

薫は考えた末、辞表を提出します。
それを受理すりゃいいのにさ、和哉がわざわざ浩介のところにいって「これでいいのか?」って言いやがるのさ。
やりたいことをさせてやるのが一番なんじゃないのか?オレならそばでそれができる・・とまで言いやがる。
浩介だってそのつもりさ、薫の思うとおりにやらせてあげようと思ってるさ。
アンタに言われなくてもわかっとるわい!


この苦しみを薫にぶつけてしまう浩介・・・
辞表を出すなんて知らされてないし、何でもやれって言ってるのに諦めるし、何でだよ!って思いなんだよね。
まだまだ、お互いの本音でぶつかりあえてないんだよなぁ・・・。
相手を思ってることにかわりはないのに・・。

眠ってしまった薫は、目が覚めたとき、また記憶が2年前に戻ってしまってました・・・
既婚者だった和哉と休みの日は一緒にいられない・・・ってことを話し始める薫、
私を愛してる・・?私も愛してる・・・
こんなこと、違う男を思いながら話されてごらんなさいよ、辛すぎるじゃないのさ!

とうとう、浩介は飛び出しちゃった・・
酒におぼれて、梨果とどうにかなりそうでヒヤヒヤしたけど、セーフ・・・(汗)

そして薫は、家を出ることにしたみたいね。
やっぱりこうなると思ってた。。。って思いもあるのかもしれないなぁ・・。


◇ letter ◇  「忘れられない昔の恋人」 放送日・・2001.05.21. 再視聴日・・2007.10.04.

普通はさ、「アルツハイマー」って知ったら、ちょっと引くと思うんですよ。
なのに、和哉はひるまずゴリ押ししてきます。
なんだ、コイツ・・?


薫は、やっぱりアルツハイマーだったんだ・・と失望するんだけど、
「お前が忘れても、オレが忘れない・・」と浩介に言われて、二人でやっていこう・・と改めて思うんだけど・・・
病気は無情にも二人の間を・・・

和哉に抱きしめられたことで、会社でも二人の昔の関係が噂され始めて、
なんだか居づらい状況になってくるのよ。
上司には明らかに嫌味を連発されて、カフェブティックのパーティで、仕方なくワインを飲むことにした薫ですが・・
飲んじゃダメって医者に言われてんのにさぁ・・・

どうやら、病気のせいで歯止めが利かなくなってて、薫は大量に飲酒・・
で、うつろな表情のまま、和哉ところに行ってしまうのさ。
そう、2年前の記憶状態でね・・・
和哉は、そんな薫に「昔みたいに戻れないか?」って言い出しやがって、
あんな場所で抱きしめようとしてやがる!
あんたの部屋はさ、四方ガラス張りじゃん?
外から丸見えじゃん?何をやってんだ!


友達から知らせを受けて駆けつけた浩介は、その場面を見ちゃうのよ。
薫は2年前に戻りたいんじゃない、病気のせいだ・・・そう言い聞かせるも、
和哉は、「本心は2年前に戻りたがってるのでは・・?」とか言いやがるし、
浩介もどんどん不安定になっちゃうんだよね。


自分が何をしでかしたかサッパリ覚えていない薫・・
浩介に聞いても教えてくれなくて、とうとう友達に告白して教えてもらってました。
この子たちさ、休憩室だかトイレだかでいつもベチャクチャ話してるけど、
そこ、公共の場だよね?
誰が聞いてるかわからんのに・・・ってヒヤヒヤしちゃうよ!

自分でも自分がわからなくて不安なのに、
そんな薫のところに、和哉がやってきて、「もう一度やり直そう」とか言いやがる!
2年前の記憶で行動してることを、薫は全然覚えてないわけよ。
そんな薫に、いきなりそんなこと言ってみんさい?
更に混乱して苦しむじゃんよ!!

で、浩介も、「もしかして2年前に戻りたいのでは・・?」という和哉の言葉が忘れられなくて、
そんな二人を見て、平常心ではいられないわけだ・・・

自分の知らないところで何かが起こってて、その原因は自分にあって・・・
薫がどれだけ不安で怖いかと想像すると、可哀想で仕方ないわ・・。
浩介は、そんなこと、思いやる余裕を失ってるみたいだしね・・・。


◇ letter ◇  「手術と優しい嘘」 放送日・・2001.05.14. 再視聴日・・2007.09.30.

手術が終わり、二週間入院して様子を見てみて・・ってことになったんだけど・・。
何とも悲しい現場を見ることで、浩介は薫が治ってないと知るのよ・・・。(涙)

和哉が見舞いにきてくれてて、薫は昔の記憶で対応してるのよ。
お花をありがとう・・こんなの久しくもらってないわ・・・結婚式でもらっただろ?・・・ひどい、そんなこというなんて・・・
高原?・・・誰、それ・・?
浩介も愕然だけど、和哉もビックリでやんすよ。
どうしたんだ、この子は・・?ってなもんですよ。
そして浩介は、和哉には本当のことを伝えるわけ。
しかもさ、「島田部長」=「薫の言ってたカズヤ」ってこの時点でわかっちゃったわけだし、
はぁ・・、もう、辛すぎ!


やっぱり治ってないってことは薫に伏せたままで、退院することになったんだけど、
浩介は薫の両親にもすべてを話すことにしました。
なんか、意外にこの両親が泣き暮らす・・てほど衝撃を受けてなかったのは、?って気もするけど、
両親は両親として、ちゃんと考えたみたいね。
薫は今後、自分たちが面倒を見るから・・・って言い出したもん。
ま、私もその立場なら、そう言うと思うわ。
でも、浩介の立場なら、絶対にそばを離れたくないって思うだろうし、
薫の知らないところで、みんなそれぞれに悩んでいるのでした・・。

その薫は、仕事に復帰したものの、新プロジェクトの関係者が誰かわからない・・ってことに気づくのよ。
「やっぱり治ってない・・」と震えながら電話する薫。
みんなが見てる前で泣き崩れてしまうんだけど、
それを見た和哉がさ、「オレがそばにいる!」とか言って抱きしめてやんの!
アンタさ、会社の中でアンタらが不倫してたこと、結構知られてるんじゃないの?
ちょっと考えて行動しなさいよぉ・・

しかも、その一部始終を電話で聞いちゃう浩介・・
「そこはどこだ!!」って叫ぶことしか出来なくて・・
・・・とりあえず会社に行ってみろぉ・・・?

そうそう、桐野先生の旦那さんは、交通事故で植物状態になっちゃったみたいね。
この人の奇跡の可能性も、果てしなく少ないよなぁ・・・(涙)


◇ letter ◇  「好きなのに忘れてしまう」 放送日・・2001.05.07. 再視聴日・・2007.09.28.

ホラーやサスペンスなんかより、リアルに恐ろしいですね、記憶がなくなる・・・って。
何かを忘れてることすら忘れてしまうとこまでくれば、逆に本人は楽になれるだろうに、
今の薫は、いつもいつも、何かを忘れているかもしれないっていう恐怖の中にいるんだもん。。。

怖いよ、こんなの、一人じゃ耐えられないよ・・。


一人夜中出て行って、帰ってこない薫を心配する浩介と学。
学は、「そういえば病院から電話があった・・」と浩介に伝え、浩介は桐野のところにいくんだけど。。。
そこで、薫がアルツハイマーであること、そしてすでに薫に告知したことを知るのさ。
多少なりとも自覚症状がある薫でさえ受け入れられないのに、
浩介がすぐに「はい、そうですか」といえるわけもなく・・・

浩介は、薫が旅行に行くはずだった海岸にいるのでは・・?と行ってみると、そこに薫が・・
「聞いたんでしょ?別れよう!」っていう薫に、
「そんなはずない、もしそうだとしても、オレはお前のそばにいる・・・」という浩介ですが・・。
正直、この時点で浩介はちゃんとわかってはいなかったんだよね。
恐ろしい病気をつきつけられていることはわかっても、
実際に実感するのはもっと後なんだよね・・・。


セカンドオピニオンを受けに入った病院で、脳に小さな腫瘍があるといわれ、
桐野に「手術をしてほしい、1%の可能性にも賭けてみたい」っていうのよ。
間違いなくアルツハイマーだと思ってる桐野ですが、とりあえず手術をすることにしたんだけど・・
この人も、もしかしたら1%の可能性や、奇跡を誰よりも望んでる人かもしれないね。
あの入院してる男性は、桐野の旦那さんで、植物状態になってるようです。
確率がどんどん下がっても、この人の子供を妊娠しようと体外受精を続けているみたいで・・。
誰よりも愛する人がこうなっちゃう苦しみを知ってるからこそ、あえて厳しい態度なのかもしれません。
が!ちょっと冷たすぎますけどね・・。(汗)


今回、有名なセリフが出てきました。
浩介の弟・学に薫が自分の病気を告げるところで、
「私の頭の中に、消しゴムがあるの・・」と言ってましたね。
今となってみると、本当に絶妙な説明文です。
記憶が消されていく・・・想像も出来ないくらい、恐ろしいことだよなぁ・・・

仕事で契約書をゴミ箱に捨てちゃうという大ミスをしちゃった薫。
そんな薫を心配する和哉は、「2年前に戻れないか?オレたち・・・」とつぶやくんだけど・・・
コラッ!2年前はアンタが既婚者の不倫で、今回は薫が既婚者の不倫をしろってか?
無責任な男やでぇ・・
何も知らないくせに!
オマケにさ、この直後、また薫の記憶がおかしくなっちゃって、
浩介に助けの電話をするんだけど、ようやく見つけた薫に、浩介はショックは一言を言われるのよ・・。
「怖かった・・・ずっとそばにいてね、和哉・・・」
いやぁ〜!!新しい記憶からなくなっていくんだよね?
昔の記憶と混同しはじめちゃってるのね?
切なすぎますよぉ〜!

愛する人のために・・と思っても、相手は自分を認識してない・・オマケに元カレと間違ってるし・・・ってなると、
頑張りにくいじゃないのさぁ〜!!


◇ letter ◇  「二人の秘密とやさしい嘘」 放送日・・2001.04.30. 再視聴日・・2007.09.26.

いやぁ・・・キッツイっすね。
愛妻弁当を開けたら、2段とも白米って、どうよ?
イジワル?シャレ?マジで?って、とりあえずパニクりますよね。(笑)

しかし、それくらい、薫の症状は進行してるわけで・・・

道もわからなくなるし、会社での打ち合わせも忘れちゃうし、
薫は恐る恐る桐野のところを訪れるんだけど・・
そこでショッキングな事実をつきつけられるのさ。
確定診断ではないけど、私の見立てでは、精神的な寿命はあと5年・・・ってね。
そのうち、自分の身の回りのこともできなくなる・・・とまでいわれ、
ショックを受けつつも、「まだ5年ある・・」と、浩介には告げずに日々を過ごすんだけど・・・

会社での失態も増えてきて、益々不安になっちゃうわけだ。
そんなとき、浩介から人生のプランについて話しをされるのよ。
一級建築士になって、いつになるかわからないけど、家を建てて、海外旅行も行こうな・・って。
そんな先の未来、自分にはない・・・
薫は焦るように、「近場で良いから旅行に行こう!」と旅館の予約をするんだけど・・・

当日、浩介の同僚の女の子・梨果が、「妊娠したから・・」とカレシでけんかになってて、
中絶する!と出て行った梨果にくっついて、病院にいっちゃうのさ。
薫まで呼び出されて説得するも、「何の悩みもないアンタに言われたくない!」っていわれてしまって・・
誰よりも悩んどるっちゅーねん!
しかも、「間違えだった!真剣に説得なんかして、バカみたい」って言われる始末・・
怒った浩介が薫をかばうと、「その人、上司と不倫してたんだから!」と暴露しやがる。
とんでもねぇ女だ・・・
放っておきゃいいんだよ、こんな女!!


自分の過去をバラされたものの、浩介は、「いろいろあって、今の薫がいて、その薫を好きになったんだ・・」って言ってくれるのよ・・・
嬉しいけどさ、なんか複雑だわぁ・・・(汗)
こんなに優しい人のこと、忘れてしまうんだ・・・と、辛くて辛くて仕方ない薫・・
身の回りのこともできなくなって、下の世話までしてもらわないといけない・・・
長く連れ添った夫婦ならまだしも・・アンタの旦那はダメね、とまで桐野に言われちゃってるし・・・

浩介が、自分たちの家を設計してるのを知って、もうたまらなくなってフラフラと家を出ちゃったよ・・
アンタ、また道に迷うんじゃないでしょうね?
危なっかしいったらありゃしない!!


◇ letter ◇  「結婚そして、絶望の宣告」 放送日・・2001.04.23. 再視聴日・・2007.09.21.

あっという間に結婚しちゃう二人。
本能的に、薫は生き急いでいるのかもしれないなぁ・・・。(涙)
まだ浩介を認めていなかった薫パパが、バージンロードを歩き終わって浩介の前にたったとき、
薫の手を離さないんだもん、驚いたわよ!
この期に及んで反対する気か?と思ったら、「30年育ててきた娘だ、この手を離してもいいのか・・?」って聞くのさ。
「守っていきます、一生」と答える浩介に、ようやく手を離してくれたわよ。

で、実家から荷物をもって浩介のアパートに帰る途中、
浩介は居眠りしちゃって、運転してた薫にアルツハイマーの症状が・・・
赤信号なのに、アクセル踏み込んでしまったのよ!
初夜を病院で過ごすハメになっちゃった二人だけど、まだその原因を知らないんだよなぁ・・・

薫の実家でご飯を食べることになって、
たくさんの人で食卓を囲んで、楽しく食事する・・・なんてこと、浩介には体験したこともなくて、
学と一緒に、キョトーン・・としながら、でもすごく嬉しそうでした。
すごく幸せな時間を過ごしたのに、もうその時間もあとわずかなんだよね・・・。(涙)

退院の日、薫は桐野に呼び出され、「あなたはアルツハイマーよ」って言われるわけ!
あの告知はどうかと思うぞ?
あんな風に突然言われたって、そうですか・・っていえるわけないじゃん!
しかもさ、悪いことに、この桐野ってのが病院で孤立してる医者なんだもん、
他の医者が「ボクの患者です!」といいたくなるのもわからなくもないんだよね・・

後日、担当医から「アルツハイマーなわけない」と診断され、安心する薫。
浩介に婚約指輪のお返しに・・・と時計を買いに横浜まででかけたものの、
帰りの道がわからなくなる・・
人に駅までの道を尋ねたのに、すぐそれを忘れてしまって迷ってしまって・・・
どうしよ、怖いよ、どうしたの・・?浩介・・・と彷徨う薫・・
これで桐野の言ったことを実感しちゃった・・ってことかな?

家に帰ると、浩介が部屋にクローゼットを作ってくれてました。
でもさ、あれ賃貸アパートじゃないの?
木材持ち込んで釘でトントン打ちまくってたけど、いいのか?(汗)
ま、そんなことはおいといて、ようやく辿り着いた薫は、そんな浩介の姿を見てホッとしたのもあるだろうし、
将来が怖くて不安なのもあるだろうし、こんなやさしい人を悲しませるの・・?と思うと辛いだろうし・・で、
泣いちゃうのさ。
「泣くなよ・・」「ちがうの、嬉しいの・・・」としがみつく薫。
幸せにドップリ漬かっている浩介は、薫がなんで泣いてるかを察することも出来ないわけです・・。(涙)


◇ letter ◇  「永遠の未来が欲しい」  放送日・・2001.04.16.  再視聴日・・2007.09.17.

まだまだ、病気の話は大きくなりませんね。
まずは、薫と浩介の絆を深める段階ですな。

待ち合わせにきた薫が、約束を忘れていて、心配になる浩介。
「最近、物忘れが激しくて・・・」と笑って言い訳する薫だけど、
確実に進行してますな・・
「休日出勤」だと思って会社にいってみたら、「それは来週だろ?」って島田に言われて。。
上司の命令も忘れてたし、そろそろ仕事にも支障が出てきてますね・・。

でも、まだ自覚はしておりません。
今の薫の関心は、浩介一本ですから!
このまま普通に付き合っていける・・・と思ってたのに、父には反対されるし、
浩介自体も、結婚の話が出ると露骨にイヤな顔して・・・

どうやら、浩介は「家族」ってものが、「人」ってものが怖いんだね。
裏切られ続けたから・・

母親が、離婚後再婚した男性は、浩介を自分の息子のように可愛がると言って、実際に可愛がってくれた。
母親で出て行ったあとも、同じく可愛がってくれたのに、
死ぬときは、血のつながった学の名前ばかり呼び、貯金の名義も保険金の受取人も全部学で、
自分の子供のように思うっていうのはウソだったんだ・・、最後に裏切ったんだ・・・って失望しちゃって・・
それからあんな風に、人との間に壁を作るようになっちゃったんだよね。
それを学から聞いた薫は、私を信じてほしいと必死に接するんだけど、
どうにもこうにも浩介は頑なで・・・


「今日、ずっと待ってる!」という薫の言葉に、応えることなく行かない浩介。
でも、やっぱり会いたくて走っていったのに、そこには薫はいなくて、走る去る救急車が・・・
事故にあったのか?と救急車を追っかける浩介。
いやはや、救急車と同じ速度で走る浩介、すごすぎ。(笑)
病院についてみると、そこには薫の姿が・・倒れた人に付き添っていっただけらしい。
大切な人を失うかも・・というときに、ようやく浩介は自分の気持ちに気づいたようです。
やっと信じられる女を見つけた・・・と思えたのよね。
未来なんてなくてもいいと思ってた自分が、はじめて永遠の未来がほしいと思えたのに・・・


次回は告知のようですね。
でも、今の薫には受け止められないだろうなぁ・・・


◇ letter ◇  「消えていく思い出」   放送日・・2001.04.09.  再視聴日・・2007.08.24.

「私の頭の中の消しゴム」で再度注目を浴びたのがこのドラマです。
このドラマがもととなり、韓国映画が作られたわけだもんね。
私も放送当時はちゃんと見てましたけど、今となっては映画の印象のほうが大きくて!(汗)
なので、再度こっちも見直してみることにします・・。

このドラマ、何が驚きって、永作ちゃんの妹役で長澤まさみちゃん、
緒形直人くんの弟役で小栗旬くんが出てるってことですよ。

いやはや、豪華な脇役だこと!(笑)
しかも、まだ二人がかなり初々しい♪

薫はアパレルメーカーで企画をしていたのに、いきなり本社で営業しろって言われて戸惑いつつも
仕事を辞めるわけにもいかず流されていく・・ってとこですね。
昔不倫してた島田部長が帰国し、また顔を合わせることになったのも居心地悪そうです・・
ま、離婚したらしいから、今となっては障害はないんだけどね。

夏祭りの帰り、階段から落ちた薫は、高原浩介って男を下敷きにしちゃうんだけど、
このときから異変が生じていたみたいね。
自分が落ちたのに、浩介をチカン呼ばわりしちゃってて!
二人の出会いは最悪だった・・・ってわけだ。

横浜勤務から本社勤務になったので、実家に戻ってきた薫は、そこで働く浩介と再会するわけ。
実家の工務店で働く大工だったのよ。
感じ悪い!と思いつつ、自分のせいで怪我してると知り、病院に連れてってあげるんだけど・・・
その帰り、川にプカプカ浮いてる箱入り捨て犬を見つけるわけ。
助けたいと訴える薫に、放っておけと冷たい浩介・・
どうやら浩介も捨てられた経験があるみたいね。
あの金髪でケバイ母親@大谷直子に金をせびられてて、何だか複雑そうですよ・・・
性格がゆがんでも仕方ないわ。(笑)


家に戻ってハシゴをとってきた薫だけど、犬は見つからないし、「見てて」と頼んどいた浩介の姿もない・・
ムカついた薫は浩介の家に文句を言いにいくんだけど・・
そこにはキレイに洗ってもらった3匹の犬がいました。
むふ、わかりやすい展開だわ・・。(笑)
ちょっと浩介を見直しちゃう薫。
そして、そんな薫にちょっとずつ惹かれていく浩介・・・

また子犬なのに、味噌汁ご飯を与える浩介。そりゃ食べんわな・・。(笑)
「何を食べるかわからないから、一緒に探してくれよ・・」と勇気をだして薫を誘います!
そんな浩介がおかしくて、笑いつつOKする薫。
仕事が終わってから待ち合わせしたんだけど・・・
途中、薫の記憶が飛びます。
あぁ・・・これで待ち合わせ場所には来ない・・って展開だな?と思ったら、
きましたよ、ちゃんと。
おや?記憶が戻ったか?と思ったら・・・「何してるの、こんなとこで?」ときた!
浩介は「???」ですよ。


階段から落ちたせいで頭痛や物忘れしちゃうのか?と思った薫は、受診してたんだよね。
そこでは心配ない、また後日来て下さいといわれたものの、
医師・桐野は怪しげな笑みを・・・「こないかもね・・・」
すでにこの時点で桐野は薫の病気に気がついているようです・・・



◆ Story ◆

若年性アルツハイマー病に掛かり記憶障害に侵された妻と、彼女を献身的に支える夫との夫婦愛がテーマの純愛物語・・・。2004年に公開された韓国映画、『私の頭の中の消しゴム』は、このドラマが原作である。