□ 放送・・・日テレ  土曜9時   2003/7/12 〜9/20  全10話      平均視聴率・・・8.9%
□ 脚本・・木皿泉 □ 演出・・・佐藤東弥 ほか □ P・・・河野英裕
主題歌

桃ノ花ビラ
大塚 愛
桃ノ花ビラ (CCCD)
サウンドトラック

シナリオBOOK
すいか DVD-BOX (4枚組)
DVD-BOX
◆ 出演者 ◆
早川基子
亀山絆
芝本ゆか
間々田伝
野口響一
馬場万里子
バー「泥船」のママ
早川梅子
崎谷夏子









小林聡美
ともさかりえ
市川実日子
高橋克実
金子貴俊
小泉今日子
もたいまさこ
白石加代子
浅丘ルリ子








信用金庫行員 34歳
マンガ家 27歳
ハピネス三茶オーナー 20歳
出版社編集長 45歳
就職浪人中 22歳
基子の元同僚 3億円横領で逃亡中 34歳

基子の母
大学教授
◆ レビュー ◆
◇ 第回 ◇  「彼女達が別れる理由」  放送日・・2003.09.20. 再視聴日・・2008.08.04.

えぇ〜ん・・・・終わっちゃったよぉ・・・
また、絶対に会いたい・・って、そう思える最終回で、
放送当時も、絶対続編を作ってほしい!って思ってたんだけど、
改めて思うわ、続きが見たい!!
ハピネス三茶のその後が知りたい!!


馬場ちゃんから呼び出された基子。
そこで、一緒に外国で暮らそうって言われるのよね。
躊躇するも、一人で辛い生活を続けてきた友とともに、行くのもいいのかも・・・って考えるのよね。
でも、馬場ちゃんは、当たり前だけど得がたい「平凡な生活」をしている基子から
その幸せを奪うことはできませんでした・・。

最後は基子に決断させるため、飛行機のチケットと、ゆかちゃんから頼まれた買い物リストのどっちかを選べといって、
基子は買い物リストを選びました・・・
そして、「今度来るときは、コレ買って来て、一緒に鍋しよう」と買い物リストを渡す基子。
「帰りのチケットだ・・・大事にするよ・・」
そういって、馬場ちゃんは姿を消しました・・
私はさ、馬場ちゃんは海外に行ったんじゃなくて、自首しちゃんじゃないかなぁ・・って思えるのよ。
もう、逃げ続けるのは苦しくて、でも捕まるのはイヤで、
だったら、自首するのが一番だと思うんだよね。
基子からもらった帰りのチケットを胸に、きっと刑期を終えてくれるんじゃないか・・?って思えるんだけど、
どうでしょ?

教授がナポリへいくと言い出し、最初はみんな信じてなかったんだけど、本当だったらしい・・・
学生の自殺事件のことで、学長をぶん殴って辞めちゃったらしいのさ。
教授らしいんだけどねぇ・・。(笑)
ゆかちゃんに「地球の裏にいても、最期のときはここに戻ってくる・・・」
そう約束した教授、泣きながら見送るゆかちゃん・・・
ずっとずっと一緒だった教授との別れは、本当に切なかったですなぁ・・。

絆もハプニングに巻き込まれましたね。
ストーカー高校生が女子学生を刺そうとしてるのを止めに入って怪我しちゃったんだけど、
愛するがゆえに、そういう手段にしか出られなかったこの男の気持ちが
絆にはわかったのかもしれないね。
自分の気持ちを素直に表現できない自分と、重なったんだろうね・・
気持ちをストレートにぶつけてくる野口との出会いが、少しずつ絆を変えているのかもしれない・・
二人が付き合う・・っていう結末はなかったけど、
きっといい関係でいられるような気がします。

そして驚き!
なんと綱吉が帰ってきた!
なんだよ、てっきり死んだモノだとあたいは記憶していたよ・・・。(笑)

教授が去って綱吉が戻ってきた・・・なんか、救われちゃいました。

そしてまた平凡な日々が始まる・・・
また新しい住人が不意にやってくるかもしれない。
そして、馬場ちゃんや教授や野口が、不意に訪れるかもしれない。
そんな期待を匂わせつつ、終わりを迎えたこのドラマ。
あぁ・・・なんて切ないんだろう。
楽しかった夏休みが終わっちゃう、その切なさに似ている気がする・・


やっぱ、このドラマは私のベスト5に永遠にランクインするであろう、大好きなドラマに認定いたします!


◇ 第回 ◇  「決戦!さよなら母さん」  放送日・・2003.09.13. 再視聴日・・2008.07.30.

必ずやってくる別れに、どう対処するか・・
人それぞれではありますが、時間は間違いなく過ぎていくもので、
生きている人は生きていかねばならないわけで・・・
ずっとこのままなんてこと、ないんだよね・・。

基子の母は内視鏡でガンを切除し、すぐに退院することに・・・
母の世話をしながら、ずっとこんな感じで生きていくのか・・?と不安になる基子。
ずっとこのままなことなんてないのよ・・自分の生きかたに責任をもたないと・・と教授に言われ、
基子は母にきっぱりと「もう家には帰らない」と告げました。
病気で弱ってるときに、なんてことを・・と思ったけど、
このとき、この瞬間の基子の気持ちは、今伝えないとダメだったんだよね。
母も、娘が巣立っていくことを実感し、見送ることにしたようで、
「独立記念日」と記した紅白饅頭をくれました。
粋だよねぇ〜!!
でもさ、ときどきは帰ってあげてね。
ガンだってのに家に帰ってこない薄情な夫しかいない、寂しいひとなんだから・・・。(涙)


綱吉は戻ってきませんでした・・・
ネコは死を感じるとこっそりいなくなるとかで、みんな諦めムードなのよね。
でも絆は、探し猫の張り紙をしたり、綱吉グッズを捨てずにいつまでも待ち続けていて・・
そんなとき、北海道にいったはずの野口が帰ってきました。
間々田さんから綱吉のことを聞いて、絆を心配してきたのよ。
でも、ただ心配するだけでなく、このままではだめだよ・・って叱咤激励しにきたのよ。
こういう存在って、ありがたいよね・・
もう会えないと思ってた人との再会も嬉しいしさ。
ずっと一緒でいられるわけないけど、こうやってふと会える人もいるわけで、
絆、前を向いて歩いていこうぜ!!


誰にも先のことはわからない。
でも、怖がっては前に進めない。
自分の人生、自分のために、自分が責任もって生きていかなくちゃいけないんだよね。

馬場ちゃんが、とうとう刑事に追われてしまいました。
「苦しいよぉ〜!はやかわぁ〜!」って言いながら走る馬場ちゃんがかわいそうでさぁ・・・
ずっとこのままなんてことはないよ、馬場ちゃん。
どうにかしないと・・・。


◇ 第回 ◇  「母がガンになっても…」   放送日・・2003.09.06. 再視聴日・・2008.07.29.

物事には必ず終わりがやってくる。
自分で区切りをつける終わりもあれば、突然突きつけられる終わりもあり・・・
人との別れ、命の区切り、大切なモノを失う・・・
最終回でもないのに、なんだか終わりを突きつけられてるようで、
何とも物悲しいお話でした。


基子の母にガンの疑いが出て、一緒に病院にいくことになった基子。
そこで、初期の胃がんだと告知された基子は、それを母に告げなくちゃいけないんだけど・・・
ウソをつこうとして、「手がグーになってるからすぐにわかるわよ」とか、
「今日一緒にいてくれても、どうせ行っちゃうんでしょ?」とか、
「あなたが初めて話した言葉は”バイバイ”で、急に人のにおいがして、寂しいやら嬉しいやら・・」とか、
母のセリフがいちいち泣けてきてさぁ・・
子離れできない母の象徴みたいな人だけど、
本当に大切に愛おしんで育ててきたんだよね。
いつか子は離れていくもの、いつか親は旅立って逝ってしまうもの・・・
それが世の常だとしても、自分の身に起こると身を引き裂かれるように辛く悲しいのかもしれないなぁ・・・

絆にも別れが・・・
野口くんの就職が決まって、札幌に行ってしまったのよ。
もう会えないともしらず、普通にサヨナラしちゃった絆。
心残りのままの別れに加え、ネコの綱吉までいなくなっちゃって・・・
いつまでもこの生活が続くと思っていたのに・・・
少しずつ変化が訪れてる証拠でもあるんだけどね・・

教授の生徒(加藤夏希)が、単位をください!出ないと飛び降ります!と言い出し、
頭を冷やさせようと席をはずした瞬間、本当に飛び降りちゃって・・
幸い、足の骨折だけで済んだものの、その子の親から「単位くらいやってください!命より大事なものなんでないでしょ!」って
言われてしまうのさ。
でも、教授にも譲れないものがあるわけで、
教授の言うとおり、「命を大事にしていないのは娘さんの方」だよね。
単位くらいのために命を捨てるなんて、そっちのほうが馬鹿げている。
ただ・・・その人によって、何が大事かってのも違うわけで、
ま、そこを責めるのではなく、諭してあげなくちゃいけないんだろうけどね・・。
「生きていてくれて、ありがとう・・」とつぶやく教授の気持ちが、この子に届くといいんだけど・・。

そうそう、教授に松坂牛を持ってきた学生って、今をときめく上地雄輔くんだったね!
この頃から俳優やってたんだぁ・・・

馬場ちゃんも、もう逃亡生活を終わっちゃおうと交番に行くも、
警官不在で待ちぼうけ・・・
終わるつもりが、また始まっちゃったみたいですよ、逃亡生活・・・(汗)
クラゲみたいに、ユラユラ・・・漂って生きていくのかしら?
でも、お金、もうないんじゃないのん・・・?


◇ 第回 ◇  「幸福を呼ぶオッパイ!?」   放送日・・2003.08.30. 再視聴日・・2008.07.28.

基子の母は、娘の結婚を焦ってて、
ある集会に参加するんだけど、そのリーダーってのが見るからに怪しい!(笑)
リーダー花柳(篠井英介)から、女は「才能」と「おっぱい」がないと!って言われて、
慌てて基子に豊胸手術を勧める母。
基子は、相談しようとみんなを訪ねるも、みんな忙しい・・
それぞれに才能を持ってるみんなを見ながら、やっぱり私には何もない・・って考えちゃうんだけど・・・

才能があるかどうかは、幸せかどうかには関係ないよね。
そばにいてくれる人が、その人を必要とし、自分も誰かを必要とする・・
自分ってものをわかってくれる人がいるってだけで、それで幸せだと思うもん。
馬場ちゃんからの「シンギングドック」の話も、
自分って存在を誰かに認識していてもらいたかったんだろうなぁ・・・って思えるし。

名前も捨てて、ひっそりと暮らしていくなんて、辛すぎるもんね・・

才能がないと思ってる基子も、
その存在で絆が癒されていたわけだし、意味のない人間なんていないんだ。
それを、ちゃんとわかることができたら、もっと胸を張っていられるんだろうけどね。

それにしても、リーダーが教授の同僚の八木田くんだったとは・・。(笑)
いろんな人がいますよ、世の中には。

今回は、何とも表現しづらいっつーか、
いまいちレビューを書きにくいなぁ・・・って思ったら、木皿さんの脚本じゃなかったわ。(汗)


◇ 第回 ◇  「恋する幽霊秘密の再会」  放送日・・2003.08.16. 再視聴日・・2008.07.25.

生きてる人も、死んでる人も、都合があるんだ。
会いたくても会えない事情があるんだ・・・
そういわれると、死んでしまった愛しい人が夢に出てきてくれなくても、
きっと何か事情があるんだろうって思えて、ちょっと救われる気がする。

いつか、きっと事情が解決したら、会いにきてくれそうな気がするし・・。

今回は、ファンタジーな回でした。
絆の姉のカレだった人(柏原収史)がやってきて、「結婚することにした」と報告しました。
別に私に言われても・・・って感じの絆だけど、
カレにしてみたら、愛した人と同じ顔をした絆に、許しの言葉を求めたのかもしれないなぁ・・・
そして、カレの口から衝撃的な事実が!
実はおねえちゃん、死ぬ前に違う恋をして、カレと別れていたらしいのよ。
貧しい男だったらしいけど、その男と駆け落ちをしたりしてたらしく、
自分が知らないお姉ちゃんにビックリしてた絆。
いい子で出来がよかったお姉ちゃんが、全うな道をはずれるようなことをするとは・・・
でも、ちゃんとおねえちゃん「生きて」いたんだ・・・って思えて、
なんだか嬉しい絆でした。

基子は、「死んだように生きている」馬場ちゃんから連絡があり、会うことになりました。
でも馬場ちゃんはこなかった・・・
駅で会った人に「おいしいお米」を託して、姿を現さなかったのよね。
その帰り、基子は絆ソックリの人に、「私のことは忘れて良いからね」といわれ戸惑います。
それを絆に話すと、それはおねえちゃんかも・・・と。
絆は、会いたかった・・とつぶやき、基子も、(馬場ちゃんに)会いたかった・・とつぶやく。
生きていても、死んでいても、会いたいに人に会えないのは、なんとも切ないことです・・・


教授は、若い頃亡くしてしまった恋人・リチャードとの約束の日を迎えていました。
迎えに来る・・・そういったリチャードを待つ教授。
私は生きてて変わってしまった・・・と必死に訴える教授。
リチャードは、教授の手から写真を奪って帰っていきました・・・
きっと、「忘れていいんだよ・・」っていいに来たのかもしれないね。

教授が連れて行かれるんじゃないか・・って、夜中の12時まで祈祷し続けたゆかちゃんが可愛かったです。
この子は、本当に愛すべきキャラだわ♪

つちのこを見たら3億円!という記事が新聞に載ってて、
「馬場ちゃん、つちのこ見つけたら横領したお金を返せるのになぁ・・・」とつぶやく基子。
「でも、逃亡中だから見つけたって言ったらつかまるよ?」と絆。
見つけても言えないなんて、そんなのヤダー!といってる二人ですが、
馬場ちゃん、本当につちのこ見ちゃったらしく、誰もいない山奥で、一人叫んでました・・。(笑)


◇ 第回 ◇  「父さん、私ダメ娘です」  放送日・・2003.08.09. 再視聴日・・2008.07.24..

今回は絆のヒミツが明らかになりましたね。

基子は社内報で「友達」について記事を書かなくちゃいけなくなったんだけど、
馬場ちゃん以外の友達が思い浮かばなくて、教授に頼むのよ。
教授は快く引き受けてくれたものの、間々田さんから「絆ちゃんのほうが友達っぽい」だの
「絆ちゃんが寂しがってる」だの聞かされて、絆にも友達役を頼んじゃうのさ。
ここが間違ってるよねぇ・・
友達役をしてもらうのはいいんだけどさ、一人に頼んだら、もうそれでおしまいにしないと・・・

あっちこっちでそんなことされてたら、みんないい気がしないだろうよ。

結局ジャンケンで絆を友達として記事にすることにした基子だけど、
また間々田さんから「実は絆ちゃんは大豪邸のご令嬢」って聞かされて、
それを記事に書いちゃうのよ。
絆は、確かにそうだけど、今の私はそんなの関係なくて、
エロ漫画家で家賃を滞納してる女なのに・・・基子さんが恥ずかしいから書けないんでしょ?っていわれちゃうのよ。
うん、そうだろうね。
「漫画家」で済むところを、わざわざ「エロ漫画家」って書く必要ないっていうか、
書かなくてもいいって気がするもん。
でもそれじゃ絆は、自分ってモノが認められないっていうか、
父親だけでなく、一緒に暮らす人たちにもちゃんと見てもらえてない・・って思えちゃうんだよね。

姉と比較されて育ったコンプレックスが未だにあるみたいで・・

でも、基子がお客さんの陶器の人形を壊して困ってるのを見て、
自分の家にあった・・・と気づいてとりに行ってくれちゃうとこがいい子だわぁ〜!
そうしたことで、絆にとっても嬉しいことがありました。
父は自分のマンガをちゃんと見て持っててくれたんだよね。
隠してはあったけど、それでも嬉しいよね。
そして、自分を認めてくれなかった父の姿が、会えない間にどんどん大きくなっちゃってたのかもしれないけど、
実際に久々に見た父の姿は、何とも小さくて、ちょっと身近に感じちゃった・・ってとこかな?

滞納してる家賃を送ってきてくれたことも、ちゃんと絆を見ているってことだもん、
少しずつ、距離を縮めていけたらいいね・・。

そんなこんなで原稿を書くのをすっかり忘れてた絆のために、
全員で夜なべして書き上げました!
間々田さんが「夜なべだぁ〜!」って楽しそうだったのが笑える・・。(笑)
アンタ、家に帰らなくていいのかい・・?



◇ 第回 ◇  「私、面白い人間ですか」  放送日・・2003.08.02. 再視聴日・・2007.12.15.

基子は確実に変わっていってるんだけど、
それは、数々の人との出会いからなんだよね。

今回の出会いは、馬場ちゃんを追ってきた刑事(片桐はいり)です。
ものすごい存在感のはいりさん、やっぱりあなたは稀有な存在でございます。
馬場ちゃんのことについて聴取しにきたはずが、
いつしか基子の人生相談にのってあげててさ、いい人です。
個性がない、面白味のない人間である自分は、変われるんだろうか・・?と考える基子に、
優しく諭す言葉をかけていく刑事さん。
でもね、「私は変われるんだろうか・・?」って思えた時点で、もう変わってるんだよ。
変わろうと思うことで、すでに一歩踏み出してるんだよ。

そうやって、人は変わっていくんだね・・。

今回は基子は上司との飲み会のストレスを発散して、制服を捨てちゃったことから始まりました。
でも、そんな人生相談やなんかの話で、そのことを忘れていたんだけど、
最後の最後で登場してきましたよ。
なんと、絆がリメイクして自分で着てたのさ!!
ま、そのリメイクはベストの裏地にほどこしてあったがために、一応着れるんだけどね。(笑)
昔の基子なら、これをちまちまとほどいたに違いないけど、
今の基子は、それを同僚の前で自慢することができていました。
うん、間違いなく変わってるね・・。


教授が京都で働くという話をもらってきて、どうするか悩んでおりました。
仕事としては行きたいんだけど、何かひっかかってて踏み出せない・・・
それは、小さなゆかと昔約束したことでした。
ウチは下宿屋だから、お母さんも出て行っちゃったんだね・・と寂しげなゆかに、
「私はどこにもいかない、ウソついたら、この大事にしているブローチをあげる」って約束してたんだ。
それを思い出した教授は、「ゆかちゃんが覚えていたら、行くのはやめよう・・」とゆかにブローチを渡します。
一見、全然覚えてなさそうだったゆかだけど、
「もう約束は時効です、好きなところに行っていいです」って手紙をもらっちゃって・・
教授は京都行きをやめました。
・・・この時点ではね・・(涙)

みんな、少しずつ変化が訪れています。
その結果、最後に待ってるのは・・・
それを考えると、ちょっと寂しくなっちゃいますね・・。(涙)


◇ 第回 ◇  「百円玉で買った幸せ!?」  放送日・・2003.07.26.  再視聴日・・2007.12.10.

モノの価値、何が大切か、どうしたいのか、いろいろと考えさせられましたね。
・・・といいつつ、そんなに深く考えなくてもいいんだよ、って言われてる気もする、そんな回でした。

野口は絆に何かしてあげたくて、6万8千円もするブレスレットを買ってあげるんだけど、
そんなん、そんなに親しくない人からもらったら負担だよねぇ〜!!
基子は、中学生のときに友達との約束がキッカケで貯め始めた100円玉貯金を、
これからもずっと貯めていくものだと思ってたんだけど・・・
実はその友達、今は有名なイラストレーターになってて、
その当時の思い出を雑誌で語ってて、「あの友達、未だに貯めてるらしい、殻を破れないんだね」って言ってたのさ!
それで基子はショックを受けて、全部使ってやろう!!と考えるも、
自分が何がほしいのか、何をしたいのか、全然思いつかなくて途方にくれるわけです・・・

まず、人の意見に左右されてる時点でダメなんだよね。
貯め続けてもいいじゃん!って割り切れればいいんだろうけど、
貯め続けることに疑問を持ってしまった以上、迷路にはまったようなもんです。

でも、野口と基子は、何をしたいのか、ちゃんと見つけました。

野口は、お金じゃない、数字じゃない気持ちを、ファンレターとして絆に伝えたのです。
「ボクから」と明記せず、ただ、自分の思いを伝えたかった・・
それは、ちゃんと絆に届いてましたね。
日々マンガを描き続けていた絆も、こうやって自分のマンガを読んでくれてる人からの言葉を聴けて
きっと嬉しかったに違いないもん。

基子も、100円玉の使い道を見つけました。
熱くてたまらない「ハピネス三茶」のためにエアコンを買ったのです。
この時点で、基子は「使い道を考えてもよくわからんから、エアコンでいいや」って気持ちだったのかもしれない。
でも、誰かのために自分のお金を使う・・・
自分のためではなく、誰かに感謝してもらいたい、認めてもらいたい、私はここにいる・・って受け入れてもらいたい・・
そんな気持ちが芽生えたんでしょう

殻を破ることが出来たんだね。
ま、ちょっと押し付けがましく感謝の気持ちを聞くようになっちゃ、ダメなんだけどね。(笑)

主婦の仕事なんで、ほんと、そんなもんですよ。
いて当たり前、やって当たり前の仕事です。
面と向かって日々感謝されることなんざ、ございませんよ。
それでも、喜んでる顔や、落ち着いてる暮らしを維持できている、それが自分の喜びだったりするんだな、コレが。
人それぞれ、感じることが違うように、ほしいものも違って当然で、
枠にとらわれず、のんびり行きましょうぜ?って感じの、そんな回でした。


あと、いつか終わりが来る・・というメッセージもじわりときましたね。
生きとし生けるものの命の期限・・・これは悲しいけど、終わりが来るのはそれだけじゃない。
悲しいことや辛いことの終わりがくると、それは嬉しいわけで、
すべてがいつまでも続くわけじゃないんだ。
今を大事に、後悔しないように生きていけたら・・・素晴らしいね。
それを自分で評価するのは難しいし、いつできるかもわからないけど、
日々、笑顔でいられたら・・・それが私の望みです。


◇ 第回 ◇  「涙をふいて恋が始まる」  放送日・・2003.07.19.  再視聴日・・2007.11.30.

うぅ〜ん♪
なんて言うんだろ、この見終わったときの心のポカポカする感じは・・。
やっぱいいわぁ・・・。

とりあえず家に戻った基子だけど、マスコミに馬場ちゃんの写真を一枚5万で・・って言われて
大急ぎでアルバムチェックを始めるのさ。
十何枚も見つけ、「これで60万・・?」とウキウキしちゃったんだけど、
その前に母親がテレビ局に写真を1万で売ってたのさ!
そのお金で高級和牛を買い、しゃぶしゃぶにして娘と頬張ってたわけだよ。
怒りをぶつけ家を飛び出す基子。
でも、基子が怒ったのは、写真を売ったことではなかったんだよね。
そりゃそうさ、自分だって売ろうとしてたんだもん。
5万で売れるところを、たった1万で売ってしまった母親に怒ってたのさ。
そして、そんなことを考えてしまった自分や、そんなことに怒りを感じる自分に怒ってるわけで・・・

でもさ、わからんでもないよ、アンタの気持ちも。
それにしても、あの写真はないよね、馬場ちゃん・・・。(涙)

「ハピネス三茶」にやってきた基子ですが、早速翌朝母の迎えが・・・
白石さんのあの口紅がさ、まるで悪魔のようで!(笑)
ゆかちゃんが怖がって近寄りたくない気持ち、わかりますよ・・・


そんなとき、「ハピネス三茶」には他にも訪問者が・・
教授の教え子で出版社勤務の間々田さんが、娘の元カレを連れてきたのよ。
元カレ・野口は、間々田の娘・モモに振られたにもかかわらず、誕生日だと大きなケーキを持って現れたので、
父親である間々田が連れ出した・・ってわけですよ。
その野口に、心を開いた絆。
自分だけのヒミツの場所に連れて行き、自分の境遇についても話してしまった・・・
いつもの自分なら、絶対やらないことをやってしまったわけだ。
これも一つの出会い・・
基子が起こしたひと夏のそよ風の影響かもしれませんね。
この夏、それぞれに変化が訪れているようで・・・
野口が絆の誕生日だと気づいて、死んだ姉の分までケーキを買ってたのも泣けたなぁ・・
この二人、すでに心が通いだしておりますな。


今回も教授の言葉にはじぃ〜ん・・ときちゃいました。
間々田娘の思い出を「ハピネス三茶」の中庭に埋めていた野口に、
「安心して忘れなさい、私が覚えておいてあげるから・・・」って言ってあげるのよ。
なんかさ、そういってもらえるとかなり気持ちが楽になるよね。

忘れたいのに忘れられない・・・っていう頑ななな思いが、少しほぐされていくような感じです。
そして教授、野口が作った中庭のハートに、矢をさしました。
キューピットですね♪
・・ってか、なんであなたは弓と弦を持ってるんですかい・・?(笑)

そうそう、このころはまだ、高橋克実さんががっぷりカツラを御召しになってますね。
このあと、カミングアウトで潔く「薄毛」を披露なさって、現在に至るわけですが・・・
このころはカツラ装着してるとは知らなかったけど、今改めてみると・・・うん、カツラっぽいっす。(笑)


◇ 第回 ◇  「逃げる女 煮つまる女」  放送日・・2003.07.12.  再視聴日・・2007.11.28.

引越しで荷物の片づけをしていたら・・・・大好きな「すいか」のDVD-BOXが出てきました!
出てきたら見ないとねぇ〜!(笑)
ってことで、季節はずれですが、懐かしく「すいかワールド」に浸りたいと思います♪

やっぱいいよなぁ・・・この何ともいえない雰囲気。
誰一人として欠けてはいけない、完成された雰囲気です!
何度も思う・・・「ハピネス三茶」に行きたい・・・(笑)

34歳まで、何一つ人生に荒波が起こることなく生きてきたであろう基子。
34歳になっても、親元から出勤して、そのことに疑問を持つことも不満を感じることもなく・・
しかし、確実に煮詰まっていたんだよね。
同僚の馬場ちゃんは、それを「横領」という形で発散しちゃったのかもしれないけど、
そんな馬場ちゃんを見て、自分を見つめなおしちゃった基子さんです。
この煮詰まった人生から飛び出しちゃった馬場ちゃんを、バカだなぁ・・・と思いつつも、
そうすることさえできない自分が情けなくも感じ・・
うん、わかるよ、でも、誰でもそんな脱出、できるわけないんだから・・

そんなとき、基子に数々の出会いが・・・
泣いてる自分にハンカチを貸してくれたスリッパを履いた中年女性・・
チラシに吸い寄せられるように訪れた「ハピネス三茶」のオーナー・ゆか・・・
そして、中学生のとき、点数が悪いテストを焼いていたのを目撃された双子の片割れ・絆との再会・・
これは、ある意味導かれたようなもんですよ、基子さん!
自分の居場所から脱出するチャンスです!
基子も、それを少し感じちゃってるようで、新たに踏み出してみる気になったみたいですね。

それにしても・・・あの「ハピネス三茶」、本当に大丈夫だろか?
20年まえに存在してたってことは・・・かなり古いわけで・・・
教授の部屋から本が階下になだれ落ちちゃうし、かなりガタが来ちゃってますよねぇ〜!
味はあるんだけどね。(笑)

逃げる馬場ちゃんが捨てた大トロを拾って喜んじゃうなんて、ちょっと心配なゆかちゃんですが、
ま、基子の知り合いなら・・とおいしくいただけたようです。
私としては、油っぽい大トロより中トロの方が好きなんだけどね♪(←誰も聞いてない??(笑))

しかし・・・レビューしにくいドラマだと改めて実感。(笑)
このドラマは、理屈じゃなくて、じわぁ〜っと心にしみてくるという特徴を持ってるので、
拙い言葉で表現しようとすると、このドラマの価値に傷つけちゃう気がするんだよなーっ!

ってことで、もやぁ〜ん・・・と、ぼやぁ〜ん・・・と、ゆる〜いレビューにしていきたいと思います♪

でもね・・・これ、2003年のドラマなんだけど、4年って結構デカイっすね。
小林さんもともさかちゃんも、かなり若い・・・(汗)


◆ Story ◆

世間のしがらみに縛られ、煮詰まっている30代半ばの信用金庫職員・基子。他人としがらみを持つことを恐れる、20代後半の売れない漫画家・絆。時代からこぼれ落ちたような二人が、今どき珍しい“賄い付き下宿”で出会い、共同生活を始める。他の下宿人は、謎めいた年齢不詳の大学教授・夏子と、大家を務める明るい大学生・ゆか。年齢も境遇もばらばらな彼女たちが、お互いの存在を通して、それぞれに新たな生き方を見つけていく―。


4・7・9