□ 放送・・・TBS  金曜10時   1995/10/13〜12/22   全11話    平均視聴率・・・20.0%
□ 脚本・・野島伸司  □ 演出・・伊藤一尋 □ P・・吉田健 ほか
主題歌

「青春の輝き」
「TOP OF THE WORLD」
カーペンターズ
青春の輝き~ヴェリー・ベスト・オブ・カーペンターズ
 主題歌収録

サウンドトラック
原作

野島伸司
未成年 DVD-BOX
DVD-BOX
◆ 出演者 ◆
戸川博人
室岡仁
神谷勤
田辺順平
田畑瞳
安西加代子
アリサ
サオリ
戸川辰巳
新村武郎
戸川芳史
見城雅宏
梅原幹雄
牛島洋平
坂詰五郎
新村萌香















いしだ壱成
香取慎吾
河相我聞
北原雅樹
浜崎あゆみ
遠野凪子
朝岡実嶺
大寶智子
谷原章介
宇梶剛士
西岡徳馬
小木茂光
寺田農
森本レオ
反町隆史
桜井幸子















高校3年生
小さい頃に頭部負傷し知的障害がある あだ名はデク
高校3年生 進学校に通う
ヒロの同級生 野球部
有名校に通う女子高生
ヒロの同級生 ヒロを好き
五郎の恋人 ソープ嬢
萌香の親友 テレビ局でバイトしている
大学生 ヒロの兄
萌香の兄 刑事
ヒロの父
心臓外科医 萌香の主治医
テレビ局のディレクター
考古学教授
ヒロの同級生 暴力団
大学生 ヒロの兄・辰巳の恋人
◆ レビュー ◆
◇ 第話 ◇  「イエスタディ・ワンス・モア」   最終回
                放送日・・1995.12.21. 再視聴日・・2007.08.18. 

連行される途中、事故で移送車が横転してしまいました。
「五郎の仇をとるんだ!」と勤に言われ、急き立てられるように脱走してしまったヒロ・・
仇をとるって何だ?何をすれば?何のためにオレは・・?と思いつつ、逃げるしかないヒロ・・・

デクは警察病院の精神科病棟へ、勤は一般病棟に入れられました。
勤の母は、生まれてきた赤ちゃんさえいなければ、また勤が自分のところに戻ってくる。。。と、
赤ちゃんを殺そうとします。
階段でナイフを向けてくる勤ママを思わず避けた瞳・・
そして勤ママはナイフが首にささって・・・・ご愁傷様です。(汗)

モカは兄に軟禁状態にされ、ヒロと連絡をとることも出来ない・・・
そこでモカは、電話の受話器に糸をつけ、電話が鳴ったらその糸を引き受話器を動かすという手段にでました。
「ここに来ちゃダメ!サオリのところに行って!」と訴え、自らもサオリの誘導で部屋を出て・・
ヒロはモカに会えて、デクを連れてきて一緒に暮らそう・・・といいますが・・
そこにやってきたのはカーコです。
デクの居場所を調べてもらいたくてお願いしたんだけど、
コヤツ、最後までヒロの望まぬことをしちゃうんだよねぇ・・
モカ兄を呼んじゃってたのさ!!
「逃げて!ヒロ!デクちゃんのところに行って!!」と身を挺してヒロを逃がすモカ・・
ヒロの姿が消えると、モカは倒れてしまいました・・・
でもさ、「デクちゃんのところに行って!!」なんていったら、お兄ちゃんに行く先がバレバレですやん!(笑)

警察病院に潜入したヒロは、デクを連れ出そうとします。
デクは首を横に振り、応じようとしません。
ダチ・・ダチのため・・・そう、デクはみんなに迷惑をかけまいと自首するつもりで出ていってたんだもんね。
その思いはヒロに通じ、ヒロは一人また出て行きました・・
デクにはオレたちが必要なんだ!とヒロは思ってたのかもしれないけど、
本当に相手を欲していたのはヒロの方だったのかもしれないなぁ・・って思いましたね。

でもさ、慎吾くんが「ダチ(友達)」と連発してると、なんか「なまか(仲間)」に聞こえてくる・・(笑)

モカに連絡を取ろうとしたヒロだけどできなくて、カーコに電話します。
「彼女・・死んじゃったのよ・・・」
あれが別れだったとは。。。。悲しすぎますなぁ・・
どうやら廃校舎で暮らしているときに、すでに薬が切れていたようで、命を縮める結果になったわけだ・・・
それでもあなたのそばにいたかったのよ、彼女は・・・というカーコ。
こうなって初めてモカとヒロの関係を受け止めることができたみたいね・・・

ヒロは翌朝、学校の屋上にいました。
登校する生徒に向かい、自分の思いをぶちまける・・
それはたくさんのテレビカメラで全国に生中継されていて、たくさんの人が見る結果に・・・
比べられるのはイヤだといいながら、オレだって人と比べていた・・
それをデクは許してくれた・・、オレはやり直すよ、人の価値を計るメジャーなんてないんだ!
自分は無力だと諦めるな、オレたちが付き合うよ・・・
そんなことしたって無駄だよ・・・・とテレビ局のプロデューサーはつぶやく・・
でも、他校からもたくさんの生徒が集まりだし、ヒロコールが始まります。
自分の思ってることを代弁してくれるヒロへのエールでしょう。
もし自分がヒロの立場ならきっとこんな愚かな真似はしないであろうこの子たちだけど、
ヒロの気持ちはちゃんと伝わったんだよね。

最後にヒロは叫びます。
「オレのダチを救ってやってくれ!デクに裁判を受けさせたいんだ・・デクに裁判を!!」

カーコや瞳はデクに裁判を受けさせたく署名活動をします。
そして裁判・・・
デクがやってきました。
4人揃って裁判が受けられる・・・
そのとき扉が開いて・・・五郎が入ってきました!生きてたんです!!
アリサの写真が入ってた大きなロケットペンダントが銃弾を受けてくれてたみたいね。
5人・・・また揃うことが出来ました・・・
裁判を終え、罪を償い、きっとまたダチとしてこの5人は生きていくだろう・・・
頑張れよ!と言いたいとこですが・・・
最後にこの子らしいことをしちゃうのよ。
「かんぱーい!」と恒例のお尻出し!(笑)
こらこら、法廷でそれやっちゃ、裁判官の印象が悪くなってまうがな!!

ったく、しょーがないヤツらだよ・・。


 *** 総評 ***

誰だって人と比べられるのなんてイヤだ。
でも、イヤなくせに人と比べて安心したりしている・・・
人より優位に立ちたくて・・・自分より下だと判断すれば同情したりイジメたり・・・
そんな世の中、クソくらえ! そう思っていても、そんな世の中で生きていくことに慣れていく・・・
ヒロたちのやり方は間違っていたとしても、まっすぐにそれに立ち向かったということは確かです。
そして少なからず、人々の心に何らかの種を植え付けた・・・
このドラマを放送当時にも見ていましたが、「ったく・・・」と思いつつ、共鳴せずにはいられませんでした。
大人と子供の狭間で揺れ動く少年の心がよく描かれていたと思います。


今思うと、ものすごく豪華なキャストですよね。
浜崎あゆみの女優姿なんて、今となってはかなり貴重ですし、
反町くん、慎吾くんのお尻もたっぷり堪能しましたし。(←おいおい(笑))

私はレンタルビデオを借りて見たこともあるんですけど、最後に主要5人揃ってのインタビューが収録されてて、
そこで5人が本当に仲良くて、楽しそうだったのを覚えています。
順平がみんなにイジられてるところか、そのまんまだったし。(笑)



◇ 第話 ◇  「愛と哀しみのクリスマス」 放送日・・1995.12.14. 再視聴日・・2007.08.17. 

ヒロのところに父親から電話がかかってきました。
今まですまなかった・・・デクくんのことは心配ない、何とかする、だから自首しなさい・・
ヒロは、自分のことをお父さんがわかってくれたと思っただろうね。
そんなお父さんを信じて、翌日自首しようと決心し、みんなにそう伝えることにしたのよ。
でも、ヒロの父親の真意はそんなもんじゃなかった。
自分の手に負えないほどに理解できない息子を早く警察にひきわたしたかったのよ。

これ以上罪を犯すのがおそろしくて、ウソを言ったのさ。
何にも伝わっちゃいなかったし、何にもわかっちゃくれてなかったのよ・・・

そのころ瞳と勤は赤ちゃんを病院につれていってました。
ヒロは「そのままいなくなってかまわない・・」といい、瞳も子供のことを考えるとこのまま東京に帰ろうというのよ。
でも勤は裏切りを拒否し、瞳は一人帰ることを選び・・・
そして警察では順平が厳しい取調べに耐えていました。
再びダチを裏切ることはできない・・・と。
でも、うすれゆく意識の中、自分が自白しちゃったかすらわからない状態で・・

瞳は思い直して廃校舎に戻りました。
その瞳を後を尾行してくるパトカーが・・・
順平がやっぱり話してしまったの・・?
違います、ヒロの父です。

「居場所だけは教えてくれ・・・」と言われたヒロが父親に話してしまってたのよ・・・

自首すると言うヒロに、反対する五郎だけど、勤に撃たれた五郎の足はかなり状態が悪くて・・・
大丈夫、デクを病院送りになんかしない・・
みんなそれを受け入れて明日の朝を待っていたら・・
朝、校庭には警察がたくさん!
そこにテレビ局のプロデューサーから電話があり、「すでに危険分子と見なされたキミたちの要求が通るはずない」っていうのさ。
信じてたのに・・・
オヤジに裏切られた・・・

ヒロは激情し、拳銃を数発発砲してしまうのさ・・。

これでますます警察の動きが活発化・・
出るに出られないじゃないのさ。(涙)
オレは絶対デクを病院に入れたりしない!!と立てこもることを決心したヒロに同調するみんな。
バリケードを張って、今宵、クリスマスイヴを明るく過ごすのよね。
外では狙撃手が狙ってるくらいの緊迫感なのに、中では温かいパーティーのようで・・
このギャンプが何とも・・・・

夜、自分のしたことの恐ろしさ、これからの不安に押しつぶされそうになるヒロを、モカが優しく抱きしめていました。
世界中があなたの敵に回っても、私が守ってあげる・・・と身をささげるのよね。
その行為がモカにとって命を縮めることであったとしても、
この二人には、今はそれが大切なことだったんだろうね・・

朝、ヒロのところに電話が。「それがキミの出した答えか?」
何のことか・・?と思ったら、なんとデクが一人で投降してたのよ!
自分が犯した罪、自分のせいで人を巻き込むこと、自分が出て行けばみんなが助かる・・
それをデクはちゃんとわかってたんだよ・・(涙)

あわてて飛び出してデクをとめようとする五郎の手には拳銃があって、
警察は五郎に対して発砲・・・五郎の胸に銃弾が・・・

ここからは、主題歌の「青春の輝き」をバックに、ヒロ・デク・勤が取り押さえられていきます。
すごくリアルだったんですよ、このシーンは。
ヘリコプターの映像とか、マスコミのカメラを通しての映像とか。。
それに、マジでキャストは機動隊にボコボコにされてたし、
慎吾くんなんて、目に指が入ってましたから!

この未成年たちの行く末は・・?
引き裂かれた恋人たちのその後は・・?
デクはどうなってしまうのか・・・?目が離せない展開です!


◇ 第話 ◇  「傷ついた戦士たち」   放送日・・1995.12.07.  再視聴日・・2007.08.16. 

ただ、自分たちを阻害したり比較したり、そんな世の中から離れて単純に暮らしたかったんだよね。
でも、そんな暮らしにも歪みが生じてくるわけで・・・・

最初の異変は勤でした。
一番精神的に脆いのは、この子だったんでしょう。

一人こもって火炎ビンを大量に作り、五郎の拳銃を使って仲間を脅し始めたのよ。
瞳の具合がよくなくて、病院に連れて行きたくても、「ここからは一歩も出さない!」と言い張るばかり・・・
止めに入った五郎が足を撃たれ、益々猟奇的になっていく勤・・・・
そこにいたのが仲間だけなら理解してあげられたかもしれない、
でも、そこには、医者の見解を聞きたくて、モカが呼んだ友達のサオリがいたのよ。。
この子、ジャーナリス志望でテレビ局でバイトしてる子でさ、
自らの理論をまくしたてる勤の発言を録音してやがり・・・
解放されたあと、テレビ局に持ち込んじゃったのさ!


マスコミなんて、おいしいとこだけ使いますよ。
ヒロや五郎が必死で止めてるところはカットして、イカれちまった勤の発言だけを流し、
病んだ未成年の起こした現代社会の生んだ犯罪のように報じやがった!
これでヒロたちは、反社会的なガキ扱いですよ・・・。(涙)

そしてもう一人、弱いヤツがいるんすよ、順平です。
カーコに電話しやがって!
そしたらカーコが恐ろしいことを!
「ヒロと付き合ったのは、ヒロがホテトルで働いてたことをバラすって脅してきたから・・」といいやがって!

そうやって順平をおびき出し、ヒロを自分の手元に取りかえそうって魂胆っすよ!
私のトコに来なよ・・・というカーコの言葉を真に受けて、
順平は一人脱走しました・・・
ま、卓球場で潜んでるところを、カーコが連れてきたモカ兄の刑事に捕まっちゃうんだけどね。
ったく、逃げ出しただけでも裏切り者だってのに、
これで居場所を拷問のすえに吐かされて、再度仲間を裏切ることになるわけだね・・・。

狂った勤を制圧したヒロたちだけど、そのときラジカセに電源が入り、勤の発言が流れてきて・・・
サオリの裏切りを知るのよね。
そこにのこのことやってきたサオリ。
心配してるフリして、実はテレビ局の内定をエサに、もう一度もぐりこんでこいって言われたから来たのよ!!

でも、もうバレてるからね・・・(汗)

ヒロはサオリの携帯を使ってテレビ局に電話します。
受けたプロデューサーは、生放送でヒロの声を流します。
何が目的だ?キミたちの思想は何なんだ?と聞いてくるプロデューサーに、
ただ、オレ一人が悪くていいんだ、デクを病院に入れないでくれ・・って語り始めるのよ。
たいした望みなんてない、人と比べないでほしい、人の傷口をえぐるような真似はしないでほしい、
何かを持ってたり、何かが出来たりすることを押し付けないで欲しい、
そうできないヤツだっているんだ・・・って、仲間たちの抱える思いを伝えようとするのよね。
最後に「キミの名前は?」と聞かれ、「戸川博人」と答えるヒロ・・・
未成年ですよ?
音声を変えるわけでもなく、名前もそのまま生放送で流しやがったんすよ!
ヒロは、自分が全部罪をかぶる覚悟で、きっと名前を言ったんだろうなぁ・・


瞳が赤ちゃんを産みました・・。二人とも元気です。
生まれたての赤ちゃんを勤に抱かせるヒロ。
泣きながら抱きしめ、「この子を殺そうとしたのはボクの母親だ、ボクをずっと縛り付けるために・・・」とつぶやくのよ。
なんで勤が自分たちに着いてきたのかわからなかったヒロだけど、
これでようやく理解できたんだろうね。

一つの命が生まれ、再び穏やかな生活が・・・来るわけもなく・・・。(涙)
生まれてきた赤ちゃんの成長、モカの体調、順平の尋問、五郎の足の傷・・・
問題は山積みです!


◇ 第話 ◇  「真夜中の逃亡者」   放送日・・1995.11.31.  再視聴日・・2007.08.10. 

みんなそれぞれ、今、自分が置かれている状況に嫌気が差し、絶望の果てに逃亡という道を選びました・・・
全く先の見えない逃亡の始まりだけど、
絶望した世の中に身を置くより、彼らにとってはそれが幸せだったんでしょう・・・・
冷静に考えれば、それは無謀なことで、
まさに現実逃避です・・。


ヒロは推薦に落ちたことを受け止めようとしていました。
簡単に合格できるなんて思っちゃいけなかった・・と、推薦してくれた担任に頭まで下げて・・・
でも、大学に行って教授に尋ねるのさ、自分のどこがいけなかったのか・・と。
これはきっと大学側としては答えてはいけないことだろうけど、
ヒロのこれからのことを考えて、あえて教授は「断ってきたのはそっちだよ」と答えちゃったわけで・・

何が何だかわからないヒロ・・・学校行きたくねぇなぁ・・なんて思ってたら
なんとデクがふらふらと銀行へ・・
家の工場の経営がうまくいってなくて、お金に困ってる・・ってことだけはデクにもわかってて、
銀行にいけばたくさんお金があるから、もらいたい・・っていう気持ちだったんだろうね。
でも、警備員ともみ合ってるうちにリュックから拳銃が落ち、それをかまえてしまった・・・
慌てて止めに入るヒロと順平だけど、もみ合ってるうちに、銀行員を撃ってしまったのよ・・・


隠れ家の卓球場に逃げ込んだ3人。
そこにやってきた五郎と勤は自首を勧めるものの、ヒロはそれを拒みます。
なぜなら・・・ヒロたちは情状酌量されたとしても、デクは病院に入れられる・・って思ってるからなんだよね。
でも、このままでいいはずない・・ってのは誰しもわかってて・・

でも、「今」に絶望したのはヒロたちだけではありませんでした。
五郎は職場に警察が出入りしてることで同僚から白い目で見られ、
おまけに背中の刺青まで見られて、やっぱりカタギじゃいられねぇ・・・って思っちゃったわけよ。
そして勤は・・・
瞳が何者かに階段から突き落とされちゃって、その犯人が母親だと気づいてしまったのさ。
あの高さからあの勢いで落ちたのに、おなかの子供が大丈夫ってことにあたいは驚いたけどね。(笑)

そして勤は瞳とともに「今」から逃げ出すことを選んだわけだ・・・

絶望しつつもまだ信じられないヒロは学校に忍び込みます。
そこで、改めて提出された推薦状を見つけ・・
そこには「素行に問題あるため、推薦を取り消します」と書かれていたのさ。
ヒロはモカに電話するんだけど、モカは何とかヒロを思いとどまらせようとしてて・・
ヒロはモカにも失望しちゃいました・・・。

そしてみんな、真夜中の貨物列車に乗り込み、ヒロの到着を待ってました。
走ってくるヒロ・・・走り出す列車・・・間に合うか・・?
そのとき、列車の中からモカの姿が・・
そう、モカもまた、「今」の自分から逃げ出してきたのです。
ただ、モカだけは「絶望」ではなく「希望」を見出して行動したんだよね。

たった一度の失恋で、モノトーンの世界でひっそりと生きながらえることを選んだけど、
命を縮めてでも、好きな人と色鮮やかな世界で生きていきたい・・・と心から思ったんだよね。
苦しんで手を伸ばしているヒロの手を、愛しているヒロの手を、掴んであげたかったんだよね。
そしてヒロはモカの手をとり列車に飛び乗ります。
さぁ、逃避行の始まりです・・・

問題はね、納得してこの列車に乗ってねぇヤツがいるってことだよ。
ソイツは・・・順平さ。
コイツがねぇ・・・ったく、最初から最後まで卑怯なヤツなんすよ!
でも、一番世俗的で、ある意味人間らしいのは順平かもしれないですね・・。


◇ 第話 ◇  「友だちの死」   放送日・・1995.11.24.   再視聴日・・2007.08.09. 

第5話同様、サブタイトルが「友だちの死」で、「今度こそ誰か死んじゃうのね・・五郎だろうな・・」と思って見た記憶があります。
またその予想はハズレたんだけどね・・・。(汗)

モカは見城先生と暮らし始めたと知るヒロ。
いくら兄貴とのことがショックだったからって、愛のない結婚なんかしていいのか・・?と疑問に思うんだけど、
アリサから、「もう傷つきたくないから・・素敵な思い出としてとっておきたかったからなんじゃない?」って言われて、
モカの気持ちを理解してあげよう・・って気持ちになるわけだよ。


五郎は、カタギになって花屋さんで働き始めました。
元ヤクザがそんなに簡単に足が洗えるのか・・?と思ったら、やっぱりでした・・。
高飛びした兄貴分が殺されたというニュースを聞いた翌日、
五郎のところにも魔の手が・・・
刺されそうになった五郎を、アリサがかばって刺されちゃって、死んでしまったのさ・・。(涙)
生きてるときから死ぬときまで、五郎ちゃんのために体を張った女性でしたね・・
お葬式のシーンなんて、反町くんの演技にもらい泣きしちゃいましたよ・・・。


モカの結婚、アリサの死・・ここらへんから何かが狂いはじめていたのよね・・
ヒロの推薦は取り消されていたのよ。
ヒロを良く思ってない教師が、問題のある生徒を推薦するわけにはいかないと勝手に断ってたのさ!
ヒロが見出した小さな光・・・
モカを失ったとしても、まだヒロを何とかつなぎとめていた希望の光が失われたのよね・・

これからは、デク、勤に降りかかる出来事を巻き込みながら、
この未成年たちは思わぬ方向へと転がっていくんだよね・・。
切ないでやんすよ・・。


◇ 第話 ◇  「俺はあなたを愛してる」 放送日・・1995.11.17. 再視聴日・・2007.08.07.

ハラショーひどすぎ!・・・ま、ハラショーが悪いわけじゃなく、辰巳が最低なんだけどね。(笑)

カーコから「ヒロと私はただならぬ関係」と聞かされるモカ。
ヒロとどうこう・・ってつもりはモカになくても、いい気はしないよなぁ・・
思いを素直にぶちまけ、心も体も好きな人にぶつかっていけるカーコを、心から羨ましいと思うモカ。
でも、「あなたになりたい・・」なんて言われたら、そりゃカーコはブチン!とくるわな。

「こっちがアナタになりたいくらいよ!」ってね・・。

そしてモカは、わざわざヒロに電話し、「これからお兄さんにすべてを話すわ・・」って言うわけ。
命の危険があろうとも、愛する人に抱かれようという決心を告げるのさ。
ヒロにしてみたら悲しいけど、それがモカの幸せなら・・って思うわけだよ。
そしてモカは辰巳に裸を見せます・・

ヒロは大学の推薦面接で、教授の牛島から好感触な答えをもらい、ご機嫌でモカに報告に行きます。
そこでモカは、「昨日、お兄さんに全部話したわ、受け入れてくれて、そんな私でも好きだと言ってくれた」っていうわけ。
でも、自ら結婚は断った、気持ちだけで嬉しかったから・・・っていうモカの言葉を聞き、
ヒロは大学に行って兄に「モカと結婚してやってくれ、遠慮してるだけなんだ」って告げるわけだ。
しかし・・
モカのキズを見た辰巳は、そこですぐに気持ちが離れちゃったみたいで・・
「オレは普通の家庭が持ちたいんだ」といってのける。

「それを誰よりも欲しているのはモカなんだ!!」と殴りかかるヒロ・・
所詮、辰巳のモカへの思いはこの程度だったってことなんだけどね・・・

そのころ五郎はヤクザの兄貴と手伝いをして、組の麻薬を盗んでました。
大金が入ったら足を洗って・・と思ってた五郎だけど、見事に裏切られちゃって・・
兄貴からもらった拳銃を手に、高飛びしようとしてた兄貴をとっつかまえる五郎。
「本当のこと言え、最初からオレをハメる気だったんだろ・・?」
「違う」って言って欲しかったのにね・・「うん」って答えられちゃった。(涙)
受け取った万札をビリビリに破いてトイレに流す五郎・・
お札を流しちゃいけません!つまります!!(笑)
しかも、もったいない!!


卓球場で、拳銃を気に入ったデクに「欲しいならやるよ、隠しとけ」とあげちゃいます。
コレが後々、大きな問題になっちゃうんだよねぇ・・・(涙)
そこに心配して駆けつけたヒロ・勤・瞳・アリサ・・・
五郎は一人じゃなかったんだよね・・。

そして深夜の体育館。
勤は瞳に「オレが父親になる、結婚しよう」といいます。
モカが心臓病で子供がもてないということ、瞳から「あなたは自分の子をきっと自由にする」といわれたこと、
母親から「そんなもの、早く始末しなさい」といわれたこと・・
それをすべて考えて、この結論に達したのね・・。
五郎もアリサにプロポーズ・・
そして最後はヒロからモカへ・・
「ずっと好きだった、一度は諦めたけど、やっぱりオレはあなたを愛してる・・」
「ありがとう」と答えたモカですが・・
やっぱり辰巳との恋の幕切れがあまりにもショックだったのかなぁ・・?
担当医師の見城との結婚を決めちゃったのさ!

見城には一人娘がいて、妻を早くに亡くし、誰も愛さないつもりだけど、娘には母親が必要・・
で、モカは子供がもてない、そして、もう誰も愛さないと決めた・・
二人の望む条件が重なったってわけです。
ヒロ・・・あなたの思いは通じたけど、実を結ぶことはなさそうですよ・・?(涙)

そのころ順平は「オレには関係ない」と五郎の心配もしやがらねぇ!
最悪だよ、この男は!!


◇ 第話 ◇  「サヨナラ僕の友だち」 放送日・・1995.11.10. 再視聴日・・2007.08.06.

このサブタイトルを見たとき、放送当時も「あぁ、誰か死ぬんだな・・」って思った記憶があるんだけど、
今回もまた「あぁ、あの人が死んじゃう回か・・」と思ってたら、違ってた。(滝汗)
また騙された・・。(笑)

ヒロは考古学を学んでみようと思い、進学を決め、モカのことも区切りをつけようとしてました。
もちろん、順平の気持ちも知ってるから、カーコとの関係もね。
あの雨の日に、ヒロは浄化されたようなものかもしれません・・

しかし、カーコの生徒手帳の書き込みを見た順平はショックをうけ・・・
「○月○日、ヒロとH」って書いてあんのよ、ご丁寧にハートマークつきで。(笑)
おいおい、生徒手帳にんなこと書くなって言いたいわ!

で、順平はカーコにそれを返すときに「ヒロなんていいだろ!」と言うも、
「見たの?最低!」って逆に怒られちゃって・・・。(笑)
で、この男、最低な行動に出やがる。

釈放される五郎を迎えにいくアリサに、「親友に女をとられた、裏切られた・・」って愚痴って、
「五郎ちゃんに仕返ししてもらおうか?」っていわれると、「いいんだ、オレが我慢しれば・・」っていいつつ、
「実は五郎も知ってるヤツなんだ・・」ってヒロをチクりやがったのさ!
最低だぁ〜!

自分でヒロに文句言うこともできずに、カーコをものにすることもできずに、
五郎ちゃんの手を借りて何とかしようなんざ、男の風上にもおけねぇヤツだ!

真っ正直な五郎ちゃんは、出所祝いに集まったみんなの前で「オレはダチを裏切るヤツが一番許せねぇんだ!」って
ヒロを殴りまくるのさ。
そしたら順平のヤツ、「やめろよ!お前なんてダチだと思ってねぇよ!怖いから言う事聞いてただけだよ!」って言うの!
最悪じゃない?最低でしょ?

もう一気にコイツのこと大嫌いになるシーンでござるよ。
おまけに、水上ボコボコ事件も迷惑千万!っていう言い方して、
五郎ちゃんはショックを受けて帰っていっちゃったさ・・

それで終わればいいものの、組を抜けようと兄貴が言い出して、
「そりゃダメっすよ!」といいつつ、「信用できるのはお前だけなんだよ・・」って言われて、
ダチじゃねぇって言われてショックを受けてる五郎ちゃんにとっては、すごく心にしみる言葉だったもんだから、
この兄貴の話に乗っちまうわけだよ・・
あぁ・・・どんどんいけない方向に動いていってるよ・・。(汗)

デクは子供たちにイジメられ続けてて、ドブに投げ込んだボールを拾って来い!っていわれてて、
それを偶然ヒロとモカが見かけるのよ。
最初は子供たちと遊んでるのか・・?って思ってた二人だけど、
様子がおかしいことに気がついて・・・モカが小学生たちを脅します。
「今度あの子をイジメたら、殺すわよ!」・・・モカちゃん、怖いっす。(笑)

ドブから上がってこないデクに「もういいからあがって来い」というヒロ・・・
でも、モカは自らドブに入りデクを抱きしめるのよね。
私とこの子は同じ・・・この子は頭に、私は胸にキズがある・・
デクとヒロとモカで遊園地にいったとき、モカが倒れたことで病気について知ってしまったのよね、ヒロは。
そのことをモカも知って、「お願いです、お兄さんには言わないで・・」って頼むのよ。
一度だけでいい、好きなヒトに抱かれたいの・・・というモカ。
でも、その行為は命を縮めるものだとヒロは知ってるのよね。
でも、ドブの中で懇願するモカに、ただ「言わないから・・」としか言えないのよ・・

他の人にはないキズを持った弱者であるモカとデクが、ドブの中から健常者であるヒロに懇願する・・
とても悲しい図でしたね。
こんな世の中じゃいけないのに・・・


◇ 第話 ◇  「汚ねェ大人になるように」 放送日・・1995.11.03. 再視聴日・・2007.08.05.

落球してしまった順平は、次の日学校を休んでしまうんだけど、
カーコの励ましもあって、元気に学校でみんなと過ごすわけ。
人生、誰にでも失敗はある・・ただ、それがあんな大舞台で起こってしまっただけのこと・・
順平が部活を甘く見ていたのでもなく、わざと落としたわけでもない、
きっとみんなわかってくれる・・・ってのは、さすがに無理があったようで・・・


部室の荷物を片付けに行った順平を、後輩で2年生のエース・水上がグラウンドに連れ出し、
部員みんなで一気に順平に対してノックし始めた・・
わざとやったんじゃない、お前たちには来年があるだろ?そう訴える順平に、
容赦なく降り注ぐボールの雨・・・
毎日休まず通って、このエースのためにマウンドを均してあげたりしてたのに・・・順平、悲しいね・・
その思いは全然伝わってなかったってことか?

順平が落球したことだけで負けたわけじゃないだろうに・・

五郎が手に入れた車で海まで出かけた五人。
そこで、順平の体にある無数のアザに気づいた面々・・
くそ!なんであそこでオレは・・・ちくしょーっ!って悔し泣きする順平・・
「オレは知ってる、お前が誰より一生懸命だったってこと・・」と声をかけるヒロ、
勤までもが順平を励まし、デクは大きな花火を一発ドカンとあげてくれ・・
これで、すべてが終わるはずだった。
きっと、ボールをぶつけた水上も、やられた順平も、今日、このときでもう切り替えができたはずだった。
なのに・・・

五郎がね、許せなかったんですよ、水上を。

オレのダチを傷つけやがった水上がどーしても許せなくて、学校にのりこみ、ボコボコにして大事な腕を折ってしまった・・・
即・逮捕ですよ。
許せなかったんだ、でもオレはいいんだ、心配するなってあいつらに言ってくれ!・・五郎はただ、ダチのために動いたんだ。
昔、ヒロが自分を信じてかばってくれたときのように・・・

なのに、ヒロはそうはできなかった。
校長に呼ばれ、あのヤクザと知り合いか?と聞かれ、
停学や退学になり、いきなり社会に放り出されるのが怖くて、兄貴や父親に見放されるのが怖くて、
そんなヤツ、知らねぇって言っちゃったんだ・・
昔は五郎をかばったのに、3年も経たないうちに、汚ねェ大人になるように、オレは変わってしまった・・

雨に打たれて泣きながら告白するヒロに、
ただ傘をさしかえるモカ・・。
「あなたが濡れるよ?」「いいの、私はとっても雨が似合うから・・」
このシーンは、今でも鮮明に覚えてました。セリフまで完璧に。

今でも、思春期の子たちは、あんな大人になりたくない、大人なんて・・と思ってる子もいるでしょう。
でも、調子よく子供でいたり、調子よく大人として扱ってもらいたがったりしますよね?
あんな大人になりたくない・・って言いながら、そんな大人と同じことを求める・・
その矛盾に苦しんで涙するヒロは、それだけ純粋だ・・ってことでしょうね。
この危うい年頃の繊細な少年を、壱成くんは見事に演じているなぁ・・と感心します。


そのほかにも問題はいくつか・・
デクは小学生に完全にイジメられてます。
ボロボロの格好でいても、まだ誰も気がついてない・・・
そして、順平がカーコを好きだと知ったヒロは、苦しんでおります。
やっちまったからなぁ・・・(汗)
5人で海にいった後、勤は何らかの心境の変化があったらしく、避けていた瞳に会いに行きました。
一緒に病院にいってあげるよ・・といい、瞳もとても嬉しそうで・・・
ま、これがまた大変なことになっちまうんだけどね・・・(滝汗)


◇ 第話 ◇  「オレ達のクソッたれ人生」 放送日・・1995.10.27. 再視聴日・・2007.08.03.

誰もがもがき苦しんで、一生懸命で、間違ったことを選んだり、失敗してしまったり・・
それは人生の一ページで、いつか懐かしく思い出せる日がくる・・
なんてことは、年をとってからわかること。
この年頃は、そんな先のことは考えられなくて、今が精一杯なんだよね・・・


五郎が潰れた卓球場をアジトとして提供してくれました。
そこで、勤から「瞳に連絡がとれない・・」と相談されれば「アリサに電話させるよ」といい、
順平が甲子園の地区大会に出場するとなると必死に応援グッズを作ったり・・・
五郎は寂しい男で、友達のために何かができるってことが嬉しいんだよね。
しかし・・・「インポ」はあかんだろ?(汗)
球場で「インポ!頑張れ!」だの、「インポを出せよ!」だの、コラコラ、順平の立場ナシじゃんか・・・。(笑)

その順平が出張ホステスのチラシを持ってくれば、「オレが呼んでやるよ」と早速電話し、
ヒロ・順平・デクはロッカーに隠れて「社会勉強」させてもらうことになったわけですが・・
いやはや、刺激的でやんすよ、このドラマ!いろんな意味で!
それを覗いていて興奮しちゃった順平が声だしちゃって、「バカッ!」と大声を出したヒロですが・・・
なんと、目の前で五郎に抱かれていたのは・・・カーコ(加代子)だったのさ・・。
あのマジメで清純そうな子が、こんなバイトをねぇ・・・

で、順平はまっすぐに加代子に話を聞こうとするも、聞いてくれなくて、
だからといって、ヒロがカーコとその話をするのには嫉妬しちゃって、「家庭教師を連れていきな」っていうのさ。
女連れだったら、カーコを取られる心配もないし・・・って考えちゃうのさ。
そう、この子はそういう子なんだよね・・。
ま、モカは説教なんかせず、ただ話を聞いてあげてただけなんだけど、
カーコはちょっとは気が楽になったみたいね。
モカがヒロの彼女じゃないってわかったわけだし・・

さて、地区大会準決勝の日。ヒロはモカが来ない理由を探っていました。
それが、兄との約束のため・・と知ったヒロ。
兄とそのうち体の関係になるかもしれない・・といってたモカの言葉を思い出し、イライラしちゃうのさ。
そんなとき、カーコが「わたしのこと、汚いと思わないなら抱いて・・」って言ってきて、
今頃モカと兄ちゃんは・・・って想像しちゃったヒロは・・カーコを抱いちゃいましたよ。
ったく・・・・そんなの、ダメなんだけどなー!


そして決勝戦の日。
9回裏1−0、ここを守り通せば甲子園だ!ってとき、2アウトで外野の選手が怪我をし、順平が登場!
あと一人、このバッターさえ打ち取れば、甲子園・・
なのに。。。そのバッターが打った球は順平のところへ飛んできて・・
そう、まぶしかったんだ、光が目に入ってしまったんだ・・・・落球です。
もうね、実際に高校野球とか見てると、いつも思うんだけどさ、
こういう場面、よくあるでしょ?
今後、仲間に何か言われるんだろうな・・とか、一生辛い思い出背負っちゃうな・・とか、同情しちゃうんですよ。
まさに、そういう展開なんです。
順平・・・一生懸命部活やってたのにね・・その集大成がコレだなんて・・・辛すぎです・・。

他にもいろいろと話がありました。
勤の好きな瞳は、家庭教師と関係を持ち、どうやら生理が来ないようです。
誰にもいえない悩みを、自分の周囲の人ではない誰かに相談したかったわけだ。
さぁ、勤ちゃん、どうする・・・?
それと、デクが大変なことになりそうです。
小さな亀に爆竹をつけて遊んでいたチビッコどもから、亀を守ってあげたはいいけど・・
そのガキたちにイジメられちゃうようです。
いやぁ・・・このドラマ放送当時、「小学生も高校生も、私の理解の範疇を超えてきてるのか・・?」とゾッとしたもんですが、
今現在、確かにそんな未来になっちまった・・って感じでしょうか?(滝汗)


◇ 第話 ◇  「彼女のハートにダイビング」 放送日・・1995.10.20. 再視聴日・・2007.08.02.

怖いもの知らずだよ、アンタたち・・・
勤を偶然見かけたヒロは、家まで連れてって、痴漢呼ばわりされたことを問い詰めるんだけど、
実はあのバレエ教室に好きな子がいて・・ってことを聞いて、「手助けしてやろうか?」って順平が茶化すわけだ。
勉強一本のマジメくんは、それを真に受けちゃって、「手を貸してくれるって言ったろ・・?」と言い出し、
五郎まで一緒になって瞳の家に侵入しちゃったのさ!
あんなにデカい家なのに、セキュリティなってないなぁ〜!(笑)
いや、このころはセコムも普及してなかったか・・・。

五郎はいきなり瞳の口を押さえ、完璧に犯罪臭プンプン!
声はデカイし、ガラ悪いし、そりゃ瞳もおびえるっつの!
で、デクが五郎を、五郎が瞳の口をふさぎ・・っていうおかしな姿を前に、勤が告白を開始・・
キミの寂しそうな表情が忘れられなくて・・といってるとこに瞳パパの声が!
ガブリ!と五郎の手に噛み付いた瞳が「助けて!」と叫んだもんだから、即効で逃亡です!
でもさ、見張りで外にいた順平がパトロール警官に見られてるし、かなりヤバイと思うんですけど?(笑)

日曜、橋の上で待ってるから!と言い残してきたものの、
「どうせくるのはポリスマンだぜ!」という順平の言葉に激しく同意です。(笑)
その日、勤は東大模試で、途中激しい腹痛に襲われ・・・
なんと、クソ、もらしちまった!(←きちゃない言葉ですが、勤のセリフですのでご了承ください(笑))
同じ教室の子たちが一斉に「くさっ・・」って勤の方を見てて、
こっちまで臭ってきそうな映像でした。(笑)

橋の上に一人たたずむ勤を見つけたデクの知らせで慌てて駆けつけたヒロたち。
「ボクは今、パンツを履いてない!!」と自分で暴露しつつ橋から飛び降りようとするもんだから、
慌ててみんなでとめようとしてたとき・・・瞳がやってきました!
あの告白に心打たれて・・・?
いやいや、この子には深い事情があるんですわ。


瞳の姿を見つけたみんなの力加減がおかしくなって、みんな橋から川に転落!
あれ、本当に落ちてたよね・・?
しかも、かなり近距離で落ちてて、ぶつかる!って心配になるくらいでしたよ。
こういうことを経験し、少し仲間・・って感じになってきちゃったようですね。

ヒロのモカに対する思いは・・・特に進展なし。
モカがヒロの家庭教師になったことで、会う時間が増えたので、すごく幸せそうです。
勉強に身が入りだしてるしね!
兄・辰巳の女性問題でモカは悩まされてたけど、ヒロを男として見るなんてことは、全くナシってとこですな。
あまりにも遠すぎるモカの存在だけど、キミの笑顔を見るだけで・・・なんてさ、
あぁ・・・青春じゃねぇかっ!(笑)


◇ 第話 ◇  「赤い傘の兄貴の恋人」  放送日・・1995.10.13.  再視聴日・・2007.08.01.

好きなんですよ、このドラマ。
とんでもない展開になっていくんだけど、そうなっていく過程が共感できてしまう・・っていうか。
こんな年になっても、またあの頃の気持ちを思い出して共感できるんでしょーか!
試してみたいと思います!(笑)

ライブ会場の警備員のバイトをしてたヒ博人(ヒロ)は、そこで一人だけ全然ノッてない客を見つけるのよね。
気になってみていたら、その子の友達が興奮でぶっ倒れちゃって、病院へ・・ってことになり、
萌香(モカ)と知り合うことになった・・ってわけです。
相手が大学生と知っても、何か儚げなモカに惹かれていくヒロ。
でも、モカは、兄・辰巳の恋人だったのさ・・。
兄といつも比べられ、父からは何も期待されないどころか軽蔑されてるかのようなヒロにとって、
思いを寄せていた人さえも兄のものか・・・とショックだっただろうね。


モカが落とした学生証を拾って大学まで届けに行ったヒロは、
そこで辰巳の走りの勝負をすることになるんだけど、
辰巳がわざと負けるのよ・・
兄ちゃんの思いとしては、ここでちょっと負けてあげて、ヒロに自信を持ってもらいたい・・って気持ちだったのかもしれないけど、
そんなの、ヒロにしてみたら余計なお世話で、
真剣に勝負すらしてもらえないのか!って怒りがこみ上げてきちゃうのさ。
うん、わかるわかる、どっちの気持ちもわかる・・。

大学でモカと会い告白しようとするヒロ・・「私のことが好き?お兄さんの恋人だから?セックスしたい?」
直球でせめてくるモカに何も言い返せないヒロ・・
でも、きっと彼女もボクのことが少しは気になってるはず・・・
そうさ、彼女の傘が赤い色だったら・・・脈がある!と願をかけたヒロ・・
モカは雨の中、真っ赤な傘をさして帰っていきました。
そんなことすら嬉しい、ただ、それだけでも・・・ただただ、あなたに会いたいだけなんだ・・・
むぅ〜ん!若いねぇ〜!青いねぇ〜!
でも、そんなことで小躍りしてるヒロの姿は、とても可愛かったです♪


でもさ、モカにとっては、何もかも兼ね備えた完璧な辰巳より、
何かが足りなくてもがいているヒロの方が、一緒にいて落ち着くかも・・
だって彼女は体に爆弾をかかえているから・・

さて、他のキャストですが・・豪華なんですよね!
ヒロの親友順平は、お調子者で野球や恋で青春真っ只中なのさ。
この順平がチンピラにからまれてて、倒されたバイクの持ち主が乱入してくるんだけど、
それがヒロの中学の同級生である五郎・・
反町くんですよ、いやぁ・・こんな役もやってました!(笑)
この五郎にカツアゲされてたのが、優等生の勤。
そして、ゲームセンターでヒロと遊んでた知的障害者のデク・・・
この5人は、きっと普通に生きてたら絶対に仲間になんてならない5人組でしょう。
でも、これから一つの道に導かれてしまうんだなぁ〜!!


デク役の慎吾くんは、すごく印象的で、上手に演じてましたよね。
ほとんどセリフがない分、言葉にならない声や表情で表現しなくちゃいけないんだけど、
最後まで演じきってました。
そして、勤が憧れてる女子高生役で、あゆ@浜崎あゆみが出てるんですよね!
可愛い子だなぁ・・・って思いながら見てた記憶があります。
演技も特に下手ではなかったと記憶してますけど、どうでしたかね?
ハラショー@谷原章介のほうが遥かに下手っぴだったかと。(汗)
ハラショーといえば・・・いしだ壱成くんとは私生活で図らずも関係しちゃいましたね。(汗)

さぁ、このドラマも最後まで見届けたいと思います!



◆ Story ◆

1995年の夏の東京を舞台にした、野島伸司脚本の青春群像劇。大学ラグビーの花形である兄と何かと比較され、家庭内に居所がなく、将来のこともわからない高校三年生の戸川博人(いしだ壱成)。アルバイト先で偶然出会った女子大生・新村萌香(桜井幸子)のことが気になり始めるが、兄が交際相手として家に連れてきたのは、その萌香本人だった。
   博人を中心に、知的障害者の仁(香取慎吾)、優等生の勤(河相我聞)、博人の幼なじみの順平(北原雅樹)、そして暴力団末端構成員の五郎(反町隆史)の5人の、漠然とした不安感と息苦しさを抱えながらも生きる姿を、カーペンターズの名曲の数々をBGMに描く。