ミステリーズ
 2017年4月22日   21:00〜    フジテレビ   
キャスト 〈妻の女友達〉 大泉洋  高岡早紀  戸田菜穂   〈恋煩い〉 土屋太鳳  岸井ゆきの  井之脇海   〈情けは人の…〉 向井理  小澤征悦  大西利空  ・  市毛良枝   他



スタッフ 脚本:松本哲也  ブラジリィー・アン・山田   演出:犬童一心   プロデューサー:藤原努
あらすじ

日本、海外を問わず“短編ミステリー"と呼ばれるジャンルの作品は、キラ星のごとくこの世に存在する。国内でもかつては江戸川乱歩や松本清張、近年では、宮部みゆきや東野圭吾、あまり世間的に知られていない作家を含め、一体どれほどの数の作品が存在するのか、その実態を誰もつかめていない…。  しかしその一方で、古今東西、その作品の質が玉石混交であることもまた事実。一体、その中から埋もれた“逸品"を見つけるためにはどうすればいいのか?常に多くの本を読んで人にそれをすすめる仕事をしている“カリスマ書店員"と呼ばれる読み巧者たちの目は、埋もれた珠玉のミステリー短編も、決して見逃さない。  今回は、日本全国のカリスマ書店員たちがとっておきの短編として胸に秘めていた作品を映像化する。作品の共通点は、いずれも“どんでん返し"のエンディングが存在すること。今作は、短編ミステリーの中に潜む、鮮やかな切れ味=どんでん返しを〈実力派俳優×映画監督×傑作ミステリー〉という極上の“三重奏"でお贈りする。  〈大泉洋×犬童一心×「妻の女友達」〉  〈土屋太鳳×犬童一心×「恋煩い」〉  〈向井理×犬童一心×「情けは人の…」〉  以上、珠玉のミステリードラマ3本にご期待いただきたい。

◆ レビュー ◆
    「カリスマ書店員選ぶ隠れた絶品サスペンス 予測不能!驚きの結末 豪華俳優でドラマ化」     













   
破獄
 2017年4月12日   21:00〜    テレビ東京   
キャスト 浦田進…ビートたけし  佐久間清太郎…山田孝之  浦田美代子…吉田羊  佐久間光…満島ひかり  貫井千吉…橋爪功  仁科久…寺島進  大田坂洋…松重豊  泉五郎…勝村政信  田島公平…渡辺いっけい  藤原吉太…池内博之 野本金之助…中村蒼
スタッフ 脚本:池端俊策    演出:深川栄洋     プロデューサー:田淵俊彦ほか
あらすじ

昭和17年。小菅刑務所の看守部長・浦田進(ビートたけし)がかつて担当した無期懲役囚・佐久間清太郎(山田孝之)が、秋田で脱獄したとの情報が入る。浦田だけには従順だったが青森でも破獄した危険人物だ。ところが3カ月後、浦田の前に佐久間が現れ横暴な秋田の看守を訴えて欲しいと言い出す。しかし浦田は通報し、佐久間は網走刑務所へ収監される。浦田もまた網走の看守長として転任が決まりーーこうして二人の闘いが始まった。

◆ レビュー ◆
   「4度も脱獄した史上最凶の男VS看守の7年〜自由と生死をかけた闘い!その時、母は娘は・・・
    極寒の網走 涙と勇気のラストが」                                       

有名な作品ですよね。
実際にいた脱獄王がベースとなって描かれてます。

寒いのはイヤだ、手錠が痛い、ひどい扱いに耐えられない・・・
なんて勝手な受刑者だ。(汗)
罰を受けてるんだぞ?
快適な罰って何やねん?

苦しいからこそ・・・でしょうが。
甘えたこと言ってんじゃねーっ!ってなもんで。

その脱獄王・佐久間との闘いの日々が描かれたわけですが・・
あの有名な、味噌汁で釘を腐食させ差し入れ口をはずし、屋根から逃亡・・・のシーン。
あれ見つけたときゃ、さぞかしびっくりしただろうなぁ・・・って思うよねぇ・・
やられた!より、そこまでやるー?みたいなね。(笑)


温情をかけてもやっぱり逃げちゃうっていうね。
もう、ある意味逃げ癖・・・みたいな?
趣味?生きがい?そんな風に感じましたよ。

山田孝之くんの迫力ある演技は素晴らしく、
滑舌がよろしくないたけしのセリフは聞き取りにくかったものの、
静かに部下を叱るところなんて、ぞくっ!としちゃったりしまして、
やっぱ存在感はすごいなぁ・・・って感じました。

なんやかんやで最後まで観ちゃったけど・・・
ドキュメンタリー・・・みたいだったな・・・そんな感想です。
面白かったですけどね。











   
警部補 碓氷弘一 殺しのエチュード
 2017年4月9日   21:00〜    テレビ朝日   
キャスト ユースケ・サンタマリア 滝藤賢一 三浦貴大 羽場裕一 佐野史郎 ほか
スタッフ 脚本:池上純哉    演出:波多野貴文     プロデューサー:大江達樹ほか
あらすじ

偶然、通り魔事件に遭遇してしまった警部補・碓氷弘一。
幸運にも現行犯逮捕するが、犯人は犯行を否認!誤認逮捕か!?
目撃者数百人!前代未聞の犯人すり替えトリックの驚愕の罠とは!?
「相棒は素人」「妻子とは別居」「非現場に異動したのに
なぜかいつも事件に巻き込まれる」…日本一不運な刑事・碓氷弘一と
キレ者だがKYな女性心理捜査官・藤森紗英が
互いの個性を引き出し合いながら“連続通り魔事件”の真相に迫る!

◆ レビュー ◆
   「日本一不運な刑事!?目撃者1000人の前で消えた通り魔のトリックを暴く!!ベストセラー警察小説を初映像化」
                                                          

このシリーズは既読です。
すでに6冊出てます。
今回は、第4弾の「エチュード」を原作に作られてます。
事件の筋もオチも原作に忠実だった気はしますが、
ただ・・・キャラ設定が違いましたね。
原作では孤高のアウトロー・・硬派な男っていう感じの碓氷なんだけど、
なんだかちょっと軽めの頼りないキャラになっちゃってて・・・ちょっと残念。(涙)
ユースケにやらせるからこんなことに・・・っていう気がしちゃうな・・・
評判が良かったら続編もアリ・・・かな?
ちなみに藤森は第6弾にも出てきてますんでね。

さて、連続して発生した通り魔事件の犯人が現場で取り押さえられていて、
だけど、どちらも犯行を否認・・
現行犯逮捕なのに・・・目撃者もたくさんいるのに・・・どういうこと・・・?ってわけです。

原作を読んでいても、何度も真実が変わっていく流れで、
なかなかおもしろかったんですけど
ドラマとしても面白く出来上がってたんじゃないですかね?
キャラの好き嫌いは別として、続編があってもいいんじゃないかなぁ・・・?って思ってます。








   
人間の証明
 2017年4月2日   21:00〜    テレビ朝日   
キャスト 藤原竜也 鈴木京香 緒形直人 草笛光子 中原丈雄 宅麻伸 堀井新太ほか
スタッフ 脚本:浜田秀哉  演出:雨宮望   ゼネラルプロデューサー:佐藤凉一
あらすじ

昭和49年の東京。ホテルの最上階に向かうエレベーターの中で、一人の黒人青年が死亡しているのが見つかる。胸にはナイフが深々と突き刺さる。頬には一筋の涙。現場に駆け付けた麹町東署の棟居弘一良は、警視庁捜査一課の刑事・横渡伸介と共に捜査を開始する。黒人青年が向かおうとしていたのは、ホテルの最上階。そこから聞き込みを始めるのだった。その日、最上階では有名な美容家・八杉恭子による盛大なレセプションパーティーが開かれていた。大勢のマスコミや招待客がひしめき合い、大物議員である夫と一人息子と共に、スポットライトの中心にいる恭子は、理想の妻・理想の母として日本中の女性の憧れを集めていた。殺された青年の名前はパスポートからジョニー・ヘイワードと判明。しかし、恭子のパーティー客に該当する人物はいない。その後の捜査で、ジョニーはニューヨークのスラム街育ち、片言ながら日本語が話せた、そして死の間際「ストウハ」という謎の言葉を残していたことが分かるが…。

◆ レビュー ◆
   「母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね・・ストウハ キスミー、謎の言葉を遺し死んだ青年!!
    母は本当に息子を殺したのか!?森村誠一の名作ミステリー!!」              

うーん・・・なんだろ、この陳腐な感じ・・・?
昭和を舞台に・・・って原作そのままなんだけど、
映像がクリア過ぎて違和感なんだよねぇ・・・
もうちょっとフィルムっぽく・・っていうか、くすみを入れる感じっていうか・・・
昭和を感じさせる映像にしてほしかったなぁ・・・
それだけでだいぶ視聴する立場としては受け取る感じが変わってくると思うんだけど・・・

お話も、もう何度も目にしてきたものだし、
今、これをドラマ化する意図はなんだろ・・・?って考えながら見ちゃったし・・・
うーん・・・よくわからんかったです。

でも、諸々の愚痴を吹っ飛ばすくらい、
緒形直人さんの出演がとっても嬉しかった!

全然劣化もせず、お父様(緒形拳)の影も感じられる年の重ね方をなさってて、
もっとテレビに出てくれるといいのになぁ・・・って思っちゃいました。
昔から好きだったけど、やっぱ好きだなぁ・・・ってしみじみです。









   
そして誰もいなくなった
 2017年3月25・26日   21:00〜    テレビ朝日   
キャスト 仲間由紀恵、渡瀬恒彦、津川雅彦、余貴美子、柳葉敏郎、大地真央、向井理、國村隼、
橋爪功、藤真利子
スタッフ 脚本:長坂秀佳  演出:和泉聖治
あらすじ 原作は、1939年刊行。絶海の孤島にあるホテルに招待された10人の客がひとり、またひとりと殺されていき、ついには全員が殺され、後日10体の死体が発見される――というクローズド・サークルミステリー。アガザ・クリスティの代表的作品。
◆ レビュー ◆
   ◇ 第一夜 ◇  「追悼・渡瀬恒彦さん最後の出演作品〜孤島の豪華ホテルに招かれた男女10人!次々殺され犯人が消えた・・・
               密室殺人トリック!?」                               
   ◇ 第二夜 ◇  「完結!!渡瀬恒彦さん最後の出演作品〜密室ホテル男女10人の連続殺人!
               天才刑事VS完全犯罪のトリック!?真犯人〜衝撃の結末」            

放送前の渡瀬恒彦さんの死・・・
これはこのドラマ放送にあたり、すごいタイミングだった・・ということになっちゃったね。
最後の告白なんて・・・
渡瀬さんのお別れのメッセージみたいだったもん。
・・・・あ、もちろん渡瀬さんは悪事を働いてませんけどね。

さて、不朽の名作である「そして誰もいなくなった」
最近、藤原竜也主演のドラマがありましたが、あれとは全くの別物です。
原作も読んでますし、今まで生きてきて、いろんな場面で触れてきた名作。
なので、あらすじもオチも知っておりました。

イギリスの過去の作品を、現代の日本を舞台に映像化するわけだから、
いろいろと試行錯誤があったとは思います。
しかし、まさかの昆布・・・毛糸ちょんまげ・・・
笑わせようとしてます・・・?って思っちゃった。(笑)

あの長い昆布・・・何匹のネズミで処理したんだか・・・と、想像するとより笑える・・・

ま、でも、二日にわたって描いたけど間延びした感じもせず、
最後まで楽しませてもらえた気はします。
犯人は渡瀬さんって知ってたので、しっかり目に焼き付けようと思ってる自分もいましたしね。

でも・・・「出来る刑事」を持ってきての解決編は、ちょっと無理があったかなぁ・・・?
解決をしないといけない気持ちはわかるけど、
原作のような終わり方でも良かったかなぁ・・・?って思っちゃうんですよね。
せっかくのミステリーの質が下がっちゃうっていうかねぇ・・・
ま、これも人によって受け取り方は違うでしょうけど。

しかし、まさかの向井理の早々の退場には驚きますよね?
ここでこのレベルの俳優が死ぬってことは・・・コイツ、生きてる・・?犯人・・?っていう
ミスリードにはなったかもしれませんな。
何とも贅沢なSPドラマでございました。