鍵のない夢を見る
 日曜10時〜    WOWOW       
 脚本:武井彩ほか     演出:村上正典ほか     P:喜多麗子ほか
 主題歌・・・ 「一千一秒」  EXILE TAKAHIRO
原作
鍵のない夢を見る
主題歌
一千一秒 (SINGLE+DVD)
◆ レビュー ◆
  ◇ 第夜 ◇   「君本家の誘拐」    最終回     2013 .09.29.                 
第五夜キャスト・・・ 良枝(広末涼子)   夫(岡田義徳)

5話の中で、この話が一番ありうるっていうか、
身につまされるっていうか・・・

誰でも、良枝のようになりうるっていうか、なってるっていうか・・・・
これは、理解できちゃう話でしたね。

ただ、ちょっとマジメすぎるというか、思いつめるタイプというか・・・
「こうあるべき」っていうのに縛られすぎてて、そこはイタイです。
自分の苦しみだけが大きくて、
人まで思いやれない・・・ってのも、育児がキツイから・・・というだけでは
済まされない性格な気もするし・・・

だけど、そこを加味しても、これはとても苦しい話でした。
寝てなくて、辛くて、何もかもイヤで・・・
気が付けば一人、ショッピングモールにいて・・・
一緒にいるはずのベビーカーの娘が忽然と消えてて・・・
どうしよう、誘拐・・・?どうしよう・・・ってなって、
携帯ももってなくて、とりあえず家に戻って夫に連絡を・・・と思ったら、
家に娘はいて・・
そう、家において、出てきちゃってたんだよね、良枝は・・・

「よかった・・・」で済まないのが良枝。
いろんな人に責められたり軽蔑されたり・・がイヤで、
こっそりショッピングモールのトイレにベビーカーを置いて、
誰かに発見してもらって、「見つかってよかったわねぇ・・・」を演出しようとするわけだ。
だけど、最後の最後で、あたし、何やってんだ・・?と気づき、
娘に詫びておりましたね・・・
ま、その現場を見た人たちは、「いたの?見つかったの?よかったわねーっ!」と
誤解して喜んでくれてましたが・・・(汗)
今後、監視カメラで良枝がしようとしてたことが発覚しないといいね・・・。
とりあえず、夫には全部話しなよ。
苦しみをぶちまけて、分かち合ってもらわんと!



全5話、終わりました。
この小説は、誰しもなるかもしれない・・・ということを描いておるわけだけど、
最後の話以外は、あんまり共感できなくて、
個人的にはそれほど好きではない作品で・・・
映像化してみて、やっぱり・・・って感じでした。
ただただ、イタイ女たちやな…って感じで。

平凡に生きてる自分が、本当に幸せだと痛感はするけどね。(笑)



  ◇ 第夜 ◇   「仁志野町の泥棒」      2013 .09.22.                      
第四夜キャスト・・・ ミチル(高梨臨)   律子(佐津川愛美)    ミチル(木村真那月)    律子(川島鈴遥) 

今回の話は、今までのとは違って、それほどイタくない話。
原作では、これが第一話です。
ジャブ・・って感じですな。

小さいころの思い出ね・・・・
たとえば「イジメ」でいうと、
何年たっても、やられた方は忘れないけど、
やった方は、何もなかったみたいにすっかり忘れきっちゃう・・・もんだよね。

でも、今回のは、友達の悪事を目の当たりにして、
注意して、自分から離れていったミチルが、
「はたしてあれでよかったのか・・・・?」とずっと引きずってたのに、
言われた方の律子は、数年後再会してみると、
自分のことを憶えてもいなかった・・・っていう話。

本当に律子はミチルを忘れていたのか?
憶えてるけど、憶えてるってことは、あのときの罪もまたぶり返すわけで、
ここは知らないふりして・・・ってことにした・・ってのもアリよね?
どうせ、これから親しくまた付き合うわけでもないし・・・ってな。
その気持ちはわからんでもない。

だけど、そうされた側のミチルは、「はぁ???」って感じだったみたい。
そして、再び数年してから再会したとき・・・
今度は自分が覚えてない、いや、気づきもしないふりをしてやる!と決めたらしいんだけど・・・
あーやって、すー・・・ってすれ違ったあとに、チロリ・・・って振り返った時点で、
アンタの負けやわ。ってなもんです。(笑)

いいじゃん。そっちがそうなら、こっちも全然気にしなきゃいいんだよ。
そんなこと引きずっちゃって・・・
もぉ、人生がもったいない!
楽しく生きてください!
それだけよ!(笑)

ミチルの子供時代役の子は・・・・悪夢ちゃんですよね。
なんか・・・・悪夢ちゃんのときは、悪夢ちゃんらしくて良かった話し方だけど・・・
普通の演技となると・・・・なんか、うむむ・・・・って感じだな。(滝汗)



  ◇ 第夜 ◇   「石蕗南地区の放火」      2013 .09.15.                      
第三夜キャスト・・・ 笙子(木村多江)   大林(大倉孝二)   

今回も、「イタイ女」の話に違いないのだが・・・
ちょっと、わからなくもないんだよね、今回の女性は。


結婚を迫る親。
そんなとき、気になるわけではない男に言い寄られる。
そんな気はないけど、なんとなくデートするハメになり、
だけど、いざ会ってみたら最悪で・・・
あーイヤだ!って連絡を絶ったら。。。
なんと、笙子の家の近くの詰所が火事で燃えた!!
消防団員の大林が、公共物関連の仕事している笙子に会いたさに、
放火したのか・・・?て考えちゃうわけ。

・・・考えすぎっていうか、自意識過剰っていうか・・・(汗)
でも、そこまでなら、わからんでもないの。
本当に大林が逮捕されたあと、「私のことを警察で話しちゃうのか?」て考え始めて、
恥かかされる!って思っちゃうわけよ。
で、同僚の女性にそのことを話しちゃったりして、妄想にとりつかれてたら・・・

大林は、単に「ヒーローになりたかったから・・」って自白するのさ。
え?あたしのことは関係ないのん??って愕然・・・
いや、やっぱり私のことが理由だとして、のちにそれを自白しても、
インパクトがなくなっちゃうじゃん!!とお怒りモード。

・・・イタイ。(笑)
考えすぎだよ、笙子さんよ。
そりゃアンタ、結婚できんわ・・って感じ?(笑)
いやぁ・・・・イタすぎて、痛々しいお話でした・・・。



  ◇ 第夜 ◇   「美弥谷団地の逃亡者」      2013 .09.08.                      
第二夜キャスト・・・ 美衣(成海璃子)   陽次(大東駿介)   真理子(高島礼子)

旅行をしているらしい美衣と陽次の姿から始まる・・・
でも、見ているうちに、なんかおかしい・・・と気づく・・・
一体、どういうことか・・・?と思っていると、
途中で挟まれてくる2人の「出会いから現在まで」の映像で、
「なるほどね・・・」と思わせるわけだ。

今回の話も、ダメンズにはとんと縁のない私には、理解できない。(汗)
たった一つでも「好き」と思える部分があれば、
どんなことがあっても、離れられないのかもね・・・・と想像はできても、
女に暴力をふるったり、執着して監視したりブチ切れたり、
しまいにゃ、引き裂こうとした母親を殺しちゃうような男・・・
はぁ・・・どっかで引き返せたはずなのに・・って、前回同様思える。

だけどね、一緒に逃げて、途中楽しそうにふるまっちゃう気持ちは想像できた。
母親を目の前で殺され、
恐怖を感じたまま連れ去られ、
本能的に「反抗すると私も殺される」って思う部分があったんだと思う。
それと、あのことを「現実」として受け入れたくないって気持ちもあったんだと思う。
そして、やっぱり、嫌いにはなれない部分もあったんだろうかね・・・。

最後に警察に保護されて、
怖かったんだ、私・・・って気づいておりました。
でも、このあとを思うと・・・やるせないっすな・・・、(汗)

こんな話ばっかで、到底共感できないもんだから、
私はこの作品があんまり好きではなかったんですよ。(滝汗)

他人事と思って見るには、あまりにもダメダメすぎるんだよね・・・。
次回はちょっとテイストが違ってきますけどね。

最後に一言・・・
成海璃子ちゃん・・・大人になったねぇ・・・・しみじみ・・・・



  ◇ 第夜 ◇   「芹葉大学の夢と殺人」      2013 .09.01.                      
第一夜キャスト・・・ 未玖(倉科カナ)   雄大(林遣都)

直木賞受賞作のドラマ化です。
正直、個人的には「これで取ったか・・」って気がする作品だったんだけどね・・・・(汗)

第一話は・・・ほんと、かなり早い段階で、
「こんなクソ男と、とっとと別れろよ」っていう話なんですよ。
自分の夢がどんだけ高尚なもんか知らんけど、人を小馬鹿にした態度をとる男なんて、
その時点であたしゃムリ!!
んでもって、その夢ってのが・・・
デザイン科に通いつつ、「医者になるために医学部に入りなおす」ってだけならまだしも、
そのあとは「サッカー日本代表になる」とか言うのよ?
馬鹿馬鹿しくて笑いも出んわ!
この時点で別れなかった未玖もダメダメよ。

とはいえ、ようやく未玖も現実を見出し、堅実な暮らしを選択し、
そのうえで夢を追いつつ・・・なんてなことになりそうだったんだけど、
なんと、別れを切り出したのはクズ男の雄大のほうだった!!
はぁ〜??「フッてごめんね。」だと??
お前から言うなよ!とブチ切れるシーンですよ!!
しかし、ショック受けちゃってる未玖・・
んでもって、再度雄大から連絡があれば会い、金を貸し、抱かれ・・・と、
グズグズな展開・・・
もう、勝手にやってくれ・・・な話ですよ。
ま、いつの日か、夢よりも自分が彼にとって大きな存在になりたいかったんだろうけどね・・・。


そんな雄大、自分を認めてくれず、単位をくれない教授を刺殺しちゃって、
逃亡中に未玖に連絡・・・
会わなきゃいいのに、行っちゃった未玖・・
そこで、「証拠ないし、捕まったとしても一人殺したくらいじゃ死刑にはならんしね!」とか言ってる雄大に、
プチーン・・・ときた未玖・・
お、これでようやく目を覚ましてくれたかと思ったら・・・
すがる、すがる!
はぁ・・・
そして、一人逃げようとする雄大の目の前で、飛び降り・・・
「どうか死刑になりますように・・・あなたの生きる世界はこの世のどこにもない・・」
ひゃーっ!!
自分の死で雄大を縛ろうと・・自分の存在を植え付けようと・・・
怖いよ、恐ろしいよ・・
いやはや私の理解の範疇を超えまくりだよ・・・(汗)


うーむ・・・何をやってんだよ、未玖・・・・(涙)
こんな男でも、愛してしまったんだろうけどさ・・・
私にはやっぱり、理解できない話だよ・・・

5編の中で一番「はぁ?」な話だったので、残りの4編に期待・・・かな?
とはいえ、見入ってしまった第一話でした。(笑)




★ STORY ★ 直木賞受賞作の辻村深月原作のドラマ化。
★ 期待度 ★ 豪華ですね・・・楽しみです。